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中環の観覧車「香港摩天輪」が乗車券を無料配布 100日間毎日先着1000人に

1日1000人が無料で乗車できる香港の観覧車

1日1000人が無料で乗車できる香港の観覧車

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 中環(Central)のフェリーターミナル前にある観覧車「香港摩天輪(The Hong Kong Observation Wheel)」(33 Man Kwong Street, Central, Hong Kong Tel 2339 0777)の無料乗車券が9月27日から、毎日13時、先着1000人に配布されている。

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 香港摩天輪は、香港を拠点にしている保険会社の「友邦保險控股(AIA Group)」のスポンサーを受けているが、同社が創立100周年を記念して実施するもの。AIAは1919年に上海で創立され、1931年に香港にも進出した。1945年にニューヨークに本社を移し、その後、世界最大の保険会社の一つAmerican International Group(AIG)の子会社になった。2008年のリーマンショックで巨額の負債を抱えたAIGは資金を調達するためAIA株を売却し、AIAは独立した企業となった。今は300万人の顧客を抱えるアジア最大の保険会社の一つとして知られている。

 最初、スイスのAEXホールディングス(スイス)がここで観覧車を運営しようと考え、9番、10番ふ頭周辺の土地約9500平方メートルを香港政府との間で月85万ドル、3年契約で締結した。工事の遅れから2014年12月5日にオープンと当初よりずれこんたが、2016年の契約終了後は4カ月後ごとの契約延長ができることになっていた。

 しかし、2017年8月30日、突如、同観覧車は何の通知もなく営業を停止してしまう。観覧車はどうなるのかと話題になっていたが、9月2日になるとAEXは「The Entertainment Corporation Limited(TECL)が営業を担うことになる」と発表した。結局、AEX、TECL、香港政府との話し合いが行われたほか、TECLの運営ライセンス発給の関係もあり、同年12月20日、営業を再開した。

 コンセプトは、「ロンドン・アイ」や「シンガポール・フライヤー」と似たような形で、街のど真ん中に大きな観覧車を造ることで新しい観光スポットを目指す。高さは60メートル(約20階建て)で、ゴンドラは全部で42個。1ゴンドラ8人乗りで、冷暖房を備えているほか、ソーシャルメディアへのアップを狙いWi-Fiも完備している。平均乗車時間は15分。通常のチケットは、大人=20香港ドル、3~11歳と65歳以上=10香港ドル、3歳以下無料。底がガラス張りになっているゴンドラは160香港ドル。

 今回はAIA創立100周年を記念して、9月27日から2020年1月4日までの100日間、無料の乗車券を先着順で1日1000枚を観覧車前で配布することを決めた。合計10万枚の無料チケットを配布することになる。1人1枚で、チケット取得者が第三者に譲渡して乗車することはできない。ガラス張りのゴンドラにも適用されない。

 デモの影響で観光客が激減しているだけに、わずかながら観光面でのカンフル剤になることが期待されている。

 営業時間は11時~23時。

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