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香港のイタリアン「Paper Moon」が限定メニュー 旬の白トリュフを前菜からデザートまで

イタリアで旬の白トリュフを香港でも

イタリアで旬の白トリュフを香港でも

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 尖沙咀(Tsim Sha Tsui)のショッピングモール「海港城(Harbour City)」の南西側に位置する「海運大廈(Ocean Terminal)」に店を構えるイタリア料理店「Pepar Moon」(Shop OTE301, 3/F, Ocean Terminal, Harbour City, 3-27 Canton Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong TEL 2156 2256)が10月31日、白トリュフを使った新コースメニュー「White Truffle Special Menu」の提供を始めた。

ビクトリアハーバーを臨みながら食事を楽しむことができる

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 海運大廈は2017年に増築部分が完成して屋上は展望台、屋内はレストランで構成されており、そのほとんどが270度見渡せる景色が自慢だ。そこに店を構える「Paper Moon」は香港島の景色を眺めながらイタリア料理を食べられることで香港市民、観光客の両方をターゲットに親しまれている。

 店舗面積は3600平方フィートで、席数は110席。店のほとんどがガラス張りになっているほか、1900平方フィートあるオープンテラスの席にはさらに50席を配置し、どちらに座っても開放的な気分を味わえる。

 同店は1977年、イタリアのミラノで創業。ミラノ店は今でもビジネスマン、観光客、ミラノらしくファッション関係者などで昼夜問わず混雑しており、ガイドブックでもよく紹介される定番レストランの一店となっている。現在はミラノ、香港のほか、イスタンブール、ドーハに店を構えており、マニラ、ポルトガルのアルガルベにも出店が決まっているという。

 トリュフは10月~12月が収穫の季節であることから、イタリアと同じ食の季節感を味わってもらおうと今回のメニューを用意した。前菜は「UOVO ALL’UOVO “OMAGGIO A CHICCO CEREA”」(単品388香港ドル)で、鶏の卵、うずらの卵に白トリュフ、シベリア産キャビア、ポテトのエスプーマがマティーニに使われるグラスに入れて運ぶ。エントリーは「GNOCCHI ALLA PARMIGIANA CON TARTUFO BIANCO」(同395香港ドル)で、パルメザンチーズ味のニョッキに白トリュフを上に散らす。メインは「FILETTO A MO’ DI ROSSINI」(同498香港ドル)。アメリカ産牛のテンダーロインで白トリュフ、フォアグラが一緒に付き、セロリのピューレをかけたもの。デザートとして、ダークチョコレートムースをベースに白トリュフと塩をアクセントとして加えたタルト「Torta Mousse al Cioccolato Amaro, Sale Marino e Tartufo Bianco」(同288香港ドル)を提供する。追加オーダーとして、リゾット、スクランブルエッグか目玉焼き、パスタを用意(いずれも395香港ドル)。

 いずれの料理にも3グラムの白トリュフが使われるが、さらに希望する客は1グラム当たり88香港ドルで白トリュフを追加できる。

 価格は1,288香港ドル。営業時間は12時~24時(金曜・土曜、祝日と祝日の前日は翌1時まで)。同メニューの提供はトリュフの在庫が無くなるまで。

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