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香港で中環-ホンハムを結ぶフェリーが9年ぶりに復活へ  「限聚令」は6月4日まで延長

9年ぶりに復活をする中環(Central)とホンハム(Hung Hom)間のフェリー

9年ぶりに復活をする中環(Central)とホンハム(Hung Hom)間のフェリー

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 香港島と九龍半島を結ぶ中環(Central)とホンハム(Hung Hom)を結ぶフェリーが最短で6月28日から復活することが明らかになった。一方、香港政府は5月19日、公共の場で9人以上集まってはいけないことをルール化した5月21日に期限を迎える「限聚令」を、さらに2週間延長して6月4日までとすることを発表した。

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 中環とホンハムをつなぐフェリーはかつて天星小輪(Star Ferry)が運航していたが2011年4月に運航を停止しており、9年ぶりの復活となる。今回は、北角(North Point)-観塘(Kwun Tong)間と屯門(Tuen Mun)-東涌(Tung Chung)-沙螺湾(Sha Lo Wan)-大澳(Tai O)を結ぶフェリーを運航している富裕小輪(Fortune Ferry / CKS)が香港政府より運航のライセンスを取得した。

 早ければ6月28日に営業を開始し、料金は片道で大人=9香港ドル、子ども=4.5香港ドル。1カ月乗り降り放題のチケットもあり320香港ドルに設定する。営業時間は、中環-ホンハム=月曜~土曜の7時30分~19時20分、日曜・祝日の7時50分~18時、ホンハム-中環=月曜~土曜の7時30分~19時、日曜・祝日の7時30分~18時20分を予定。月曜~土曜は基本的に20分間隔、日曜・祝日は30~50分間隔で運航する。

 これに加えて同社は、啓徳(Kai Tak)-ホンハム-尖東(Tsim Sha Tsui East)-西九(West Kowloon)-中環をぐるりと回る循環線の許可も取得した。水上バス形式で乗り降りする場所は自由で、詳細は決まっていないが香港政府としては年末をめどに運航することを希望している模様だ。

 23日現在、累計感染者数が1066人、死亡者は4人、回復者1029人となっている。新型肺炎はかなり落ち着きを見せているが、しばらく発生していなかった香港内での新規感染者が現れたことから、まだソーシャルディスタンスを取り続ける必要があるとしする。公共の場で9人以上の集まることの禁止のほか、(1)テーブルの間は最低1.5メートル空ける、(2)1テーブル当たり最大8人まで、(3)客は食事中以外はマスクの着用義務付け、(4)店は客の体温検査を行わなければならない、(5)店は消毒液を提供する「限聚令」のルールは6月4日まで延長する。

 一方、いくつか緩和措置が取られている。例えば、寺、寺院、教会、廟などでの宗教行事を行う事は収容人数の50%を上限に認められることになった。フィットネスジムは1クラス9人を超えてはならず、インストラクターと生徒、生徒と生徒の間の距離が1.5メートル離れなければならない。加えて全員のマスク着用を義務付けることで、教室の運営を認める。ゲームセンターなどの娯楽施設でも客は収容人数の50%まで、ゲームセンター内でも9人を超えて人が集まってはいけないことになっている。つまり、誰かがゲームをしていてもその周りでプレーの様子を見ることができるのは残り7人。これらの政策は6月4日まで有効となる。一方、サウナ、夜総会、カラオケなどは従来通り5月28日まで継続して店を閉じなければならない。

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