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香港のピエモンテ料理「Castellana」がデリバリー開始 最後の仕上げは自宅で

同店の人気ウニパスタ。お薦めの温め方法などがウエブサイトなどで確認できる

同店の人気ウニパスタ。お薦めの温め方法などがウエブサイトなどで確認できる

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 イタリアのミシュラン2つ星レストラン「Picollo Lago」のマルコ・サッコさんと香港在住のイタリアンシェフであるファビオ・パロムビニさんがコラボしてオープンしたイタリアのピエモンテ地方の料理に注力したレストラン「Castellana」(10/F Cubus, 1 Hoi Ping Road, Causeway Bay Tel: 3188 5028)が7月30日、デリバリーメニューの提供を始めた。

イベリコポークのリブはオーブンで3分温める

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 イタリアの北西部に位置するピエモンテは、フランスとスイスの国境に接する人の往来が豊かなイタリアきっての美食の地として知られている。ピエモンテ料理は他のイタリア料理とは異なり、例えば濃厚な味をオリーブオイルではなく、バターを多用し時間をかけて調理するような料理を特徴とする。ワインとトリュフの名産地としても有名なこの地方より直接食材を仕入れ、また香港という土地柄世界中から仕入れた食材と組み合わせて進化したピエモンテ料理を提供する同店が、昨今の情勢を受けてデリバリーを始め、自宅やオフィスで「一流シェフ」のピエモンテ料理が楽しめるようにした。

 シグネチャーの仔牛肉をツナとケッパー、アンチョビのソースを使うピエモンテを代表する郷土料理「Vitello Tonnato」 (138香港ドル)や自家製の平打ちパスタ「タリオリーニ」に、ジン漬けにした黄身で作ったカルボナーラソースを絡めた「Carbonara ‘Au Koque’」(188香港ドル)、イタリア産の新鮮なアンコウを使った「Coda di Rospo」(158香港ドル)は低い温度のオーブンで3分、合わせるソースもレンジ45秒温めれば完成する。同店人気のウニパスタ「Tagliatelle ai Ricci di Mare」(198香港ドル)はパスタとソースを塩水スプーン1杯分加えた鍋で温めてパスタを最初に皿に載せ、最後にウニを盛りつければできあがる。骨から肉が滑り落ちる柔らかさのイベリコポークのリブ「La Porca Costina」 (188香港ドル)は180度のオーブンで3分温めて、バーベキューソースとピーナツをそのままかけるだけの手軽な形で提供する。イタリア産の白桃を使った「Pesca Ripiena」(118香港ドル)などデザートもデリバリーが可能だ。アラカルトメニューのほか、1人280香港ドルの3コースメニューと1人380香港ドルの4コースのメニューや5人以上のグループ向けのデリバリーメニューを用意している。

 ランチは前日の21時まで、ディナーは当日の11時までの注文が必要。銅鑼湾、湾仔、中環、半山など香港島内の一部地域は500香港ドル以上の注文でデリバリー料金が無料。店で引き取る場合は10%引きとなる。

 通常時の営業時間は、ランチ=12時~14時30分、ディナー=18時~22時30分。日曜定休。現在は新型コロナ肺炎拡大の措置としてランチ(12時~15時)とデリバリ―のみ営業。

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