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香港・ケネディタウンに自家製生パスタ「Pici」新店 グリーンのラビオリなど限定メニューも

カジュアルさで日本人にも人気のPiciのパスタはケネディタウン店限定のアイテムも

カジュアルさで日本人にも人気のPiciのパスタはケネディタウン店限定のアイテムも

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 自家製の手打ち生パスタが人気のイタリアン「Pici」が5月17日、同ブランド6店舗目となるケネディタウン店(G/F, 45-55 Cadogan Street, Kennedy Town, Hong Kong 2699 1033)をオープンした。経営は「Honjo」「TMK」「The Pizza Project」など、イタリアンから居酒屋まで幅広い業態を展開する香港の飲食グループ、ピラタグループ。

道路に面し、明るくカジュアルな印象の店内

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 路面で光が差し込む店内は、4人掛けのテーブルを中心にカジュアルな心地よい空間を目指した。モザイクの床、アーチ型のモールディングなど、Piciのシンボルとするデザイン要素を全て店内に取り入れる一方、カラーパレットや素材感をこれまでの店舗と微妙に変えるなどして細かい工夫を凝らす。他店補と同様、予約は受け付けずウオークインのみで対応する。

 Piciは4年以上前に灣仔にオープンして以来、中環、尖沙咀、沙田、茘枝角に店をオープンし、●魚涌と黄竹坑にはフードデリバリーサービス「Deliveroo」が提供するデリバリー専用のキッチンにも出店した。全てを合わせると1日2000人の利用があるという。

 同店の人気の理由は、リーズナブルなこともひとつの理由で、ランチはスターター、パスタ、デザートをセットで158香港ドルに設定する同店。スターターは「ブラッターチーズ」(25香港ドル追加)や「ビーフカルパッチョ」などから選び、メインのパスタは新鮮なトマトソースで作るラビオリ「Rovioli al Pesto」、イタリアのベーコンであるグランシアーレとペコリーノ、ペッパーで味付けしたフェットチーネ「Fettuccine alla Gricia」などから選ぶ。 

 ランチで提供するメニューは基本的にディナーでも提供しているが、メニューを毎月変え飽きさせないことも人気の秘訣で、ディナーではパルマハム・サラミなどの盛り合わせ「Chef's Selection of Cold Cuts」(130香港ドル)、アボガドや紫玉ねぎのマリネを添えた「Tuna Tartare」(120香港ドル)などのスターター、人気メニューはトリュフがのった平打ち麺のタリオリーニ「Tagliolini Truffle」(180香港ドル)、ビーフラグーソースとベシャメルソースで、濃厚なチーズを使ってこんがりと焼き上げた「Lasagna Classica」 (130香港ドル) などが定番メニュー。

 ケネディタウン店のオープンに合わせ、同店のみ取り扱う新しいシグネチャーのラビオリ「Ravioli Codfish」(130香港ドル)をメニュー化した。大西洋で採れたタラをほうれん草を使った生地で包み、ケイパー、オ リーブ、なめらかなポテトムースをトッピングした。ほかにも海の近くであることから、サフランクリーム、チェリートマト、チリ、ガーリック添えた黒ムール貝のタリアテッレ「Tagliatelle with Black Mussels」、ペコリーノチーズと黒こしょうで作るイタリア・ローマを代表するパスタ「Cacio e Pepe」(95香港ドル)なども用意する。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~22時。

 ●=魚へんに則

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