香港で「天皇誕生日祝賀」レセプション-650人が一堂に

登壇しあいさつを述べる在香港日本国総領事の野田仁総領事

登壇しあいさつを述べる在香港日本国総領事の野田仁総領事

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 日本国在香港総領事館主催による「天皇誕生日祝賀レセプション」が12月11日、金鐘のアイランドシャングリ・ラで開催された。

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 同レセプションは、香港の政府関係者、各国総領事館関係者、ビジネス関係者、教育・文化関係者、報道機関、25年以上香港に住む日本人など約650人が一堂に会し天皇誕生日を祝うもので、毎年開かれている。

 冒頭のあいさつで在香港日本国総領事の野田仁総領事は今年1年を振り返り、日本と香港の密接な交流について具体例を挙げて説明。日本の農林水産・食品輸出額が高い水準で推移する香港での日本食人気の高さや70万人を超える見込みである香港人の訪日観光客数、日本に留学する香港人学生についてなど、さまざまなレベルで国際交流が図られている現状をあらためて紹介し、今後も日本と中国がコミュニケーションをもって友好的な関係を築いていくと語った。

 メーンゲストとして招待された香港政府の袁國強司法長官は祝辞を述べると同時に、7000社を超える日本企業が香港でビジネスをしてきた背景を、単に中国へのゲートウェーと捉えるだけでなく、明瞭な法律制度の仕組みや制度、機能が集まっているからだと強調。今年が香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部の設立25周年に当たることから、ドラゴンボートレースをはじめ、各種イベントを日本で行いながら、友好的な交流を行っていることを示した。

 会場では、佐賀牛や沖縄の豚、福井や栃木の日本酒など、香港にある各都道府県事務所を中心とした9県のブースで日本の魅力あふれる各県の産品が来場者に振る舞われたほか、JNTOや領事館広報文化部のブースなどが設けられ、レセプションに花を添えた。

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