香港・旺角に手作りエッグロール専門店「蛋巻皇后」

パイのようなサクサク感と卵風味が味わえる蛋巻(エッグロール)

パイのようなサクサク感と卵風味が味わえる蛋巻(エッグロール)

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 女人街や金魚街で知られる旺角(モンコック)、その目抜き通り(19 Yim Po Fong Street,Mong Kok)にエッグロール専門店「蛋巻皇后」がオープンして約1カ月がたった。

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 蛋巻(エッグロール)とは卵、小麦粉、砂糖を使った焼菓子のこと。蛋巻皇后の始まりは今から40年前。当時、現在の店主・陳さんの両親が家で作った蛋巻が評判になり、火炭で工場を開設したことにある。80年代に入ってから 工場を中国大陸に移し、大量生産で蛋巻の卸売りをしていた。香港内では、工場での直接販売ほか、中国風のお菓子を扱う店に卸してきた。昨年末で両親が引退したことで、両親の志を受け継ぎながらエッグロールの味を守ろうと開業を決意。「幼いころから蛋巻の味に囲まれて育ったが、実際に自分が蛋巻を作ることになるとは思っていなかった」と陳さんは話す。

 商品は昔と変わらず4種類。定番「家郷鶏蛋巻」(68香港ドル)、バターの香りが利いた「鮮牛油鶏蛋巻」(75香港ドル)、「鮮椰汁鶏蛋巻」(78香港ドル)と「椰子鳳凰巻」(75香港ドル)で、中国大陸の工場ではなく、いずれも火炭の工場で一本一本焼き、缶に詰めてから毎朝店に届ける。昔ながらの作り方を守りながら、 卵は1日1000個以上を使い、小麦粉は韓国産と日本産のミックスしたものを使用。手のかかる作業でありながら防腐剤などは一切使わないため、毎日無くなり次第終了となる。

 そうしたエッグロールを買い求める客が増える傍ら、数十年蛋巻皇后を愛したなじみ客も 。「開業してまだ間もないが、かつて火炭工場でエッグロールを買っていただいたお客さんが訪れてくださって本当にうれしい限り」と陳さん。6月以降は店頭で蛋巻を作って販売する予定。

 営業時間は12時~22時。

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