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香港各地で「星の王子さま」-イタリアン特別メニューや体験型イベントも

香港にもファンが多い「星の王子さま」

香港にもファンが多い「星の王子さま」

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 沙田と大埔の間にある香港科学園(香港サイエンスパーク)内にあるイタリアンレストラン「Meraviglia Bar e Ristorante」(Unit S040, G/F, Lakeside 2, HK Science Park Phase 2, 10 Science Park West Avenue, Pak Shek Kok, Sha Tin, Hong Kong Tel: 2210 7168)で現在、童話「星の王子さま」をテーマにしたセットメニューを展開している。

天井から星型の電気を吊るすなどして演出

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 フランスの小説家、飛行士であるアントワーヌ・ド・サン=デグジュペリの代表作である「星の王子さま」は、日本では1953(昭和28)年に翻訳版が出版され今でも多くの日本人に読まれているほか、映画、舞台、アニメ化もされているが、香港でももちろんその名が知られる世界的な名作だ。

 店の入り口は、童話内に登場するローズガーデンのシーンをイメージしてバラなどの植物で演出しているほか、主人公とキツネ、飛行機などが描かれた巨大な絵が来店者を迎える。一部の絵には本物のバラが備え付けられており、そのバラを摘み取ることもできる。併せて、約1分間にまとめられたアニメーションも流す。

 1万平方フィートもある広い店内の席数は約300席。天井いっぱいに飾った大きな星で幻想的な雰囲気を演出しているほか、窓にも星や登場キャラクターのステッカーを貼るなど、星の王子さまワールドに仕上げた。

 メニューは1人用(888香港ドル)と4人用(2,680香港ドル)のみ。1人用は前菜にアボカド、ココナッツフレーク、ナッツなどが入ったサラダ、じっくり煮込んだアワビ。メーンはグリルしたラムとサーモン、ピリ辛に味付けしたチキンの3点盛り。それにチョコレートケーキとコーヒーが付く。4人用の前菜は同じで、メーンはピザ、豚肉のロースト、牛肉の蒸し煮、チキンのグリルの4品で、1人1品でも4人でシェアでも好みに合わせた食べ方ができる。デザートも同じく4種類でチョコレートケーキ、ブリュレ、ティラミス、パンナコッタで構成。それにリンゴジュースが付く。営業時間は12時~22時。2016年2月29日まで展開の予定。

 一方、浅水湾(リパルスベイ)のThe Pulse内にあるビジュアルアートをテーマにした博物館「浅水湾超視覚芸術館(リパルスベイビジュアルアートミュージアム)」(Shop B104 - 305, The Pulse, No. 28 Beach Road, Repulse Bay, Hong Kong Tel: 2617 0008)でも星の王子さまをテーマにした企画コーナーを展開。AR(覚張現実)ブースでは、現実世界に仮想世界を重ね合わせるAR技術と3D技術などを駆使して動画などを鑑賞したり、写真を撮影したりできる。入場料は、大人=160香港ドル、子ども・お年寄り=110香港ドル。営業時間は10時~19時。

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