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香港政府、2018年の祝日発表 旧正月は2月中旬、クリスマスに大型休暇取得か

香港の公休日と有休取得をあわせた攻略法による連続休暇想定

香港の公休日と有休取得をあわせた攻略法による連続休暇想定

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 香港政府は5月4日、2018年の公休日を発表した。

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 毎年政府発表後、香港内で拡散される情報として注目の「香港公休日」だが、その話題は、「何日有給消化をすれば、連続何連休を取得できるか」に集中する。旧正月、クリスマス、釈迦(しゃか)誕生の日やイースターが公休日になるなど国際都市ならではの特色があるが、細切れの休暇では遠方への旅行がしにくいため、いつ有給休暇(有休)を取れば連休になるかを検証する「攻略法」が市民の間で拡散され、市民は喜び経営者は眉をひそめる。2018年の日曜以外の追加公休日は全17日、香港では日曜が公休日と指定されおり、多くの企業で土曜・日曜の週休2日制や土曜午後休を採用している。土曜に当たる祝日には例年通り振り替え休日は設定していない。

 旧正月は2月16日の農暦年初一から始まり19日まで、3日目の18日が日曜日に当たることから、19日月曜日までを祝日とした。イースター休暇も土日を含むこととなり、公休日は3月30日~4月2日の4連休となる。

 香港各紙や市民の間で盛り上がる「攻略法」によると、3~4日の有休を取得すれば10~11連休になるパターンが2017年12月末、2月の旧正月、3月のイースター、12月のクリスマスなど4チャンスある。昨年は4連休でも最大9日の連続休暇となり、昨年よりは長くなった印象で、取得が分散する可能性もある。旅行の理由ともなる日本の桜は、今年の開花日から想定すると、満開は北九州や東京、神奈川などで、開花日は大阪や京都、愛知などの大都市圏に合わせた予想となる。クリスマスについては、2017年と2018年の12月は共に月末に4日間の有休を取得すれば、全部で11日間の大型休暇を設定できることにも注目が集まる。

 公休日は以下の通り。毎週日曜を基本とし、1月1日(正月元日)、2月16日(旧正月元日=農暦年初一)、17日(旧正月2日=農暦年初二)、18日(旧正月3日=農暦年初三)、19日(旧正月4日=農暦年初四)3月30日(キリスト受難日=耶●受難節)、31日(キリスト受難日翌日=耶●受難節翌日)、4月2日(イースターマンデー=復活節星期一)、4月5日(清明節)、5月1日(メーデー=勞動節)、22日(仏誕節=佛誕)、6月18日(端午節)、7月1日(特区成立記念日=香港特別行政區成立紀念日)、2日(特区成立記念日=香港特別行政區成立紀念日翌日)、9月24日(中秋節)9月25日(中秋節翌日)、10月1日(国慶節=國慶日)、17日(重陽節)、12月25日(クリスマス=聖誕節)、26日(クリスマス翌日ボクシングデー=聖誕節翌日)。2月19日と7月2日は祝日が日曜日に当たることによる振替休日とした。

 ●は魚へんに禾。

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