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中環・蘭桂坊に終日営業のカジュアルダイニング-欧州の人気シェフが香港初出店

イギリスでも人気のチキン料理など、同じメニューを基本に構成

イギリスでも人気のチキン料理など、同じメニューを基本に構成

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 欧米の有名シェフが相次ぎ香港進出を図る中、中環の蘭桂坊に9月18日、英国のセレブリティシェフ・ゴードンラムゼイさん監修のカジュアルダイニング「BREAD STREET KITCHEN&BAR」(Mezzanine Level,LKF Hotel,33 Wyndham Street,Central Tel:2230-1800)がオープンした。運営は香港内25のレストランを運営するダイニングコンセプトグループ。

明るい印象で、終日利用可能なフロアの様子

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 ゴードン・ラムゼイシェフはスコットランド出身でロンドンにある3つのレストランで、合計7つのミシュラン星をもつことで知られるが、同ラムゼイグループの香港進出は初めてという。

 黒と白の市松模様のタイルを床に敷き詰めモダンな印象を与えながらも、茶色や白、黄色などを使い、温かみのある空間を実現した店内は、座席数90席を用意する。入り口付近とカウンターにバーエリアを備え、気軽に利用できるスペースも30席用意しただけでなく、個室も12室とLKFホテル内に大きくスペースを確保した。香港のレストランで通常スタイルのアイドリングタイムの設定はなく、終日利用することができる。

 料理はブリティッシュヨーロピアンをベースとし、内装と同様に約9割のメニューを英ロンドンの本店と同じもので提供。ポーションが大きいものが多いため、「複数の人数でシェアをするというコンセプトは中華料理に通ずるところがある」と同店をまかされたフランス生まれのジャイルス・ボスケ・ヘッドシェフは話す。

 前菜のひとつ「Tamarind spiced chicken wings, spring onions, coriander 」(128香港ドル)も本国での人気メニューの一つでタイでなじみのある濃くて酸味のあるタマリンドソースを鶏の手羽を新玉ねぎやコリアンダーとソテーした一品。ほかにもホタテやスズキなど海鮮系のものも含め13種類の前菜を用意。サラダ(118~138香港ドル)やメーン(178香港ドル~)、グリル(218香港ドル~)なども5~10種類ずつメニューに並べる。

 アルコール類はビールや通常のウオツカ、ジンベースのものもそろえるが、15種類程度のスペシャルカクテルも用意した。「Lost&Found(失ったり見つかったり)」,「East meets west(東洋と西洋の出会い)」、「From London with Lost(ロンドンから愛を込めて)」など各カテゴリに5種類ずつを並べる。

 営業時間は12時~23時30分。

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