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香港のスペイン料理店、ミシュラン星の本場ゲストシェフ招き特別メニュー

香港郊外で人気のスペイン料理店「Rustico」にゲストシェフ登場

香港郊外で人気のスペイン料理店「Rustico」にゲストシェフ登場

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 九龍西部の茘枝角(Lai Chi Kok)にあるスペイン料理店「Rustico(ルスティコ)」(G01, G/F, D2 Place, 9 Cheung Yee Street, Lai Chi Kok, Hong Kong、TEL 2743 4511)では現在、ミシュランのガイドブックで1つ星を獲得したシェフJaume Puigdengolas Reyさんをゲストシェフとして招聘(しょうへい)し特別メニューを提供している。

ポークリブの炭火焼き

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 同エリアはアパレルの企業や工場がある場所として長く栄えてきた。アパレルのジョルダーノや香港の大手商社・利豊(Li&Fung)なども同エリアに本社を構える。近年、MTR茘枝角駅南口に新しい高層マンションが次々と建設される、日本人を含め外国人も住むようになり、モダンなフレンチレストランや中華料理店が徐々に進出。。レストランやファッションの店が集まり、郊外にありながらもセンスの良いモールとして知られる「D2プレイス」の中にある同店も、レストランの穴場的な場所としても知られるようになった。

 シェフのReyさんは、バルセロナにあり、ミシュランシェフも数多く輩出するホフマン料理学校(Hofmann School of Hospitality)を卒業。2つ星レストランの「Zuberoa」、ドバイにある3つ星レストランの「Ossiano by Santi Santamaria」などでも腕を振るった。その後、2005年にスペイン南部のマルベリャにレストラン「Skina」をオープンし、2008年のミシュランで1つ星を獲得した。素材の質にこだわり料理の腕を振るい、大勢の人が満足する味を提供。伝統的なスタイルを重んじつつも新しい調理法をミックスさせる料理スタイルが評判を呼び、香港にもゲストシェフとして呼ばれるようになった。

 今回の期間限定メニューは数種類の肉とパンくずを混ぜ、果物とうずらの卵を強火で素早く炒めたスペイン南部を代表する料理「Migas The Skina Style」(78香港ドル)をはじめ、ホワイトアスパラガスとサワラにガスパチュエロと呼ばれる魚料理のソースをかけたスペインの伝統料理「White Asparagus “Gazpachuelo”(hot soup), with Smoked Spanish Mackerel」(108香港ドル)など。マリネしたイベリコ豚肉のリブをグリルした「Charcoal Grilled Marinated Iberico Pork Ribs」(198香港ドル)は、炭火を使い、香ばしく焼き上げ、味に深みを求めた一品だという。「Deep-fried Marinated Spanish Seabass “Bienmesabe”, Served with The Skina Mayonnaise」(158香港ドル)はお薦め料理の一つで、マリネしたスズキを揚げたものにSkina自家製のマヨネーズをつけて食べるのが特徴だ。

 営業時間は12時~22時30分(ゲストシェフメニューはディナー時のみ提供)。10月16日まで。

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