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香港・尖沙咀に「鶏ジロー」 日本産鶏肉使った焼鳥提供

日本産の鶏肉を使用する焼鳥専門店が香港に登場

日本産の鶏肉を使用する焼鳥専門店が香港に登場

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 香港尖沙咀K11近くの棉登徑(13-15 Minden Avenue, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong TEL:2191 3570).に焼鳥専門店「鶏ジロー」香港店がオープンした。日本国内に直営店とフランチャイズ店合わせて44店舗を展開する同ブランド、香港店は直営店となる。

店舗外観の様子

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 席数は、カウンター席10席と、2人掛けテーブル席・4人掛けテーブル席合わせて約40席。部位が書かれたガラス越しに串を焼く様子を見ることができ、日本の庶民的な焼鳥店の雰囲気を演出する。

 同店では、日本国内では養鶏場と直接ルートを持ち、鳥取の大山地鶏を扱うが、香港への輸入にはまだ時間がかかるとの判断から、当面は徳島産の阿波すだち鶏を提供することにしたという。

 香港出店について、運営会社の「サンクチュアリ」専務の児玉さんは「日本より可能性を感じる。外食産業の需要が高く、日本のものを受け入れてもらえる素地がある。焼鳥の専門店が少なく、競合店が値段に質が追い付いてないと感じ、勝負できると思った」と話す。「香港拠点をアジアの中心とし、流通も含めて展開していきたい」とも。

 焼鳥メニューの価格は1本30香港ドル。「ねぎま」、「もも」など全部15種類を用意する。香港ローカルに人気があるのは、「手羽先」や「つくね」など。単品以外にも「おまかせ串盛5本(138香港ドル)」、「おまかせ串盛10本(268香港ドル)」なども用意する。「焼き方には工夫があるとし、風味を損なわないようにと、手間を加えている」と児玉さん。

 単品メニューは、鶏ジローサラダ(58香港ドル)、ポテトサラダ(38香港ドル)などのサラダ類、チキン南蛮(55香港ドル)、鶏のから揚げ(48香港ドル)などの揚げ物、焼鳥丼(110香港ドル)、鶏雑炊(65香港ドル)などもすべて日本産の鶏を使って提供する。水炊き(198香港ドル)は、追加で野菜や肉、雑炊セットなども用意する。

 現在はソフトオープン中のため、夜間のみ営業している。

 営業時間は18時~23時

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