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香港・中環にウルフギャング・ステーキハウス 熟成にこだわり、NYと同じ味を

香港に初上陸したウルフギャング・ステーキハウス 

香港に初上陸したウルフギャング・ステーキハウス 

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 ニューヨーク生まれのステーキハウス「ウルフギャング」が6月7日、中環のダドルズストリート(1/F,Printing House,6 Duddell Street,Cetral、TEL 3990 1646)に香港初店舗をオープンした。

落ち着いた印象の店内の様子

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 同社は、ニューヨークのステーキハウスに40年以上勤めたウルフギャング・ズウィナーさんが息子と共に独立し、2004年マンハッタンで創業。現在は、ニューヨークをはじめ、ワイキキ、マイアミ、ビバリーヒルズなどのほか、日本国内でも六本木、丸の内、大阪、福岡に支店を展開する。

 香港店は、ダドルズストリートの緩やかな坂に沿って歩きながらも看板が目に入る店構えで、内装は落ち着いた茶色を基調とし、店に入ると広々としたレストランがそのまま目に入る設計。複雑で仕掛けをしたエントランスではなく、重厚感を持たせ、床にはモザイクタイルで演出するなど、細部にまでこだわりを見せる。

 メインとなる肉料理は、アメリカ農務省(USDA)の格付けで最上級の品質と認定された「プライムグレード」を、専用熟成庫で28日間を目安にゆっくりとドライエイジングした「プライムグレード」の牛肉を、900度のオーブンで焼き上げ熱々の皿にのせて提供する。

 ステーキは、サーロインとヒレを一度に楽しめる看板メニューのプライムステーキ(2人用=1,050香港ドル、3人用=1,575香港ドル、4人用=2100香港ドル)のほか、サーロイン(650香港ドル)、ヒレ(580香港ドル)、リブアイ(880香港ドル)を用意する。

 牛肉は熟成が進むと、肉自体が持つ酵素の働きで肉質が柔らかく変化するのと同時に、タンパク質が分解されてうま味成分であるアミノ酸が増す。この長期乾燥熟成によって柔らかい食感とうま味が増した肉を厚切りにして、オーブンで焼き上げるため、焼き上がりは、表面はカリっと香ばしく、中からは肉汁がしたたるという。

 ディナーメニューは各国共通で、本場のシェフが各拠点を回りながら、味の統一感を保つ努力をする。アペタイザーやサイドメニューも充実。デロブスター、サーモンなどの本格シーフードのほか、ステーキに付け合わせる「クリームスピナッチ」(80香港ドル)、「マッシュポテト」(89香港ドル)などをメニューに並べ、ポテトメニューだけでも5種類を用意するなど、好みで選択できるようにする。

営業時間は11時~22時。

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