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香港のカウントダウン 2018年は華麗なミュージカル花火で幕開け

規模が拡大する香港のカウントダウン花火

規模が拡大する香港のカウントダウン花火

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 香港政府観光局は12月18日、2018年の幕開けを祝う「香港ニューイヤーカウントダウン・セレブレーション」を31日の大みそかにビクトリア・ハーバーで開催すると発表した。

尖沙咀ではパフォーマンスも

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 23 時から15 分ごとに、香港島の 5 つのビルの屋上から流れ星のような花火「シューティングスター」が打ち上げられる。「愛、健康、幸福、財」の 4 つの色で構成されるこの花火に願い事をする香港人も多い。花火の色は、それぞれ意味を持たせ、赤は愛、緑色は健康、金色は幸運、銀色はキャリア(仕事)の意味を持たせている」という。

 カウントダウン後、「2018」の文字が香港コンベンション&エキシビションセンターの壁に映し出されると、ビクトリア・ハーバーの遊覧船や香港島のビル群の屋上から華麗な花火が次々に打ち上げられる。今回の花火は「ミュージカル花火」と位置付け、10 分間にわたり続く。音と光の特殊効果や演出がさらに追加され、従来よりさらに3割以上、規模を拡大して行うという。

 今回は初の演出として、ヨーロッパの制作チームが手掛ける「マジカル・スター・ダスト」を予定。妖精たちがビクトリア・ハーバーに妖精の粉をまき散らし、香港の新年を祝福するというストーリーが鮮やかに展開するというストーリーだ。

 カウントダウンに先立ち、尖沙咀のスターフェリー埠頭(ふとう)では 22 時から、世界のさまざまなイベントでパフォーマンスを行う。数々の受賞歴を持ち、2014 年ソチオリンピックでもパフォーマンスを披露したオーストラリアの空中パフォーマンス劇団「ストレンジフルーツ」も登場する。世界初の演出となる「デコスフィーア」というショーで、直径 2 メートルの巨大なボールと 5 メートルの長いポールを使い、サーカスの要素を取り入れた華麗なダンスを繰り広げる。

 イベントの様子は世界各国のメディアに向けてサテライト配信する。

 香港天文台によると、12月31日の天気は晴れ時々曇り、気温は15~19度、湿度は55~75%で、香港としては乾燥気味の少し肌寒さも残る晴れの予報となっている。

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