食べる

香港に白金の名店「酉玉」-96年ものの秘伝のタレ使う

オープン時に来港した伊澤史郎社長

オープン時に来港した伊澤史郎社長

  •  

 白金にある焼き鳥店「酉玉(TORITAMA)」を経営するツインズ・ダイニング社(港区白金)は9月25日、中環・蘭桂坊の騒がしさから少し抜けた己連拿利道(G/F.,2 Glenealy Road,Central,HK, TEL 2388 7717)に香港店を開店した。

 同店は2000年に白金に1店舗目を開店後、神楽坂や白金にもう1店舗、現在はシンガポールにも1店を構える。もともと同社の伊澤史郎社長は幼いころに父親に連れていってもらっていた八丁堀の「さくら家」に通う機会が多く、成長していく中で自然と同店に弟子入り。その後、自身の生まれ育った白金の地で店を開いた。創業96年のさくら家から、のれん分けとして秘伝のタレを受け継いだものを継続して使用。そのタレが入ったつぼは香港店のカウンターの上にも置かれている。

[広告]

 店舗内は落ち着いた照明で長いカウンター席に27席を用意し、シェフと客が会話をしながら楽しめる造り。中環という場所柄、個室も用意した。個室は7人を収容でき、ミニマムチャージは3500香港ドル~。

 串は1本ずつ丁寧に焼き上げ、1串38香港ドル~。コースは7本の「酉コース」(288香港ドル)、10本の「玉コース」(388香港ドル)、12本の「おまかせコース」(588香港ドル)の3種類を用意。ほかにもおひたしや鶏の皮のつくだ煮など、一品料理(60香港ドル~)などもメニューにそろえる。おしんこも自家製にこだわる。

 同店の特徴は、鶏をばらすときに各部位を傷つけないようにきれいに処理をして提供していること。日本での串メニューは40種類にも及ぶが、香港では現在のところ27種類を提供する。中でも伊澤社長のおすすめは雌鶏のテールである「みさき」。「ほどよい歯ごたえを感じすることができる」といい、同店ではガーリックバターとガーリックパウダーを使って仕上げている。

 また、日本の店舗でも各部位に合った日本酒などを取りそろえているが、香港でも日本酒をグラス1杯68香港ドル~で提供する。ワインも日本全国津々浦々15種類をそろえるなど、アルコールを充実させる。

 営業時間は18時~24時(ラストオーダー22時30分)。日曜定休。