ワイン取引において世界のハブとして成長する香港で10月31日~11月3日、「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」が開催される。会場は中環(セントラル)のハーバーフロント(The New Cetral Harbourfront)。
これまでは西九龍のウオーターフロントプロムナードで開催されてきたが、昨年の開催では18万8000人の来場者を記録し、5回目は中環(セントラル)に会場を移して開く。世界の16の国と地域から210のワインと89のフードブース計300の出展社が参加を予定する。主催は香港政府観光局。
会場を6ゾーンに分け、希少な高級ワイナリーのワインの展示や、1本900香港ドル以上のワインの試飲を展開するプレミアムワイン専用エリア「グランド・テイスティング・パビリオン」をはじめ、初参加の台湾を含む香港で初めて発表されるワインを紹介する「ディスカバリー・ゾーン」、日々楽しむテーブルワインを紹介する「エブリデイ・ワインゾーン」などを展開する。
新しい試みとしてゾーン設定以外に「Tasting Room」プログラムを新設。ボルドーからの専門家を招き格付けの歴史が始まった1855年当時の話などを聞きながら、マルゴーやサン・ジュリアンなどの第1級に格付けされているワインをテイスティングするプログラムや、ミシュラン星を獲得したレストランのシェフらによるランチやディナーとのペアリングのプログラムなどを用意。料金はプログラムごとに設定する。
入場料は30香港ドルほか。開催時間は、31日=20時30分~23時30分、11月1日・2日=昼間~深夜。3日は昼間~22時30分。