香港店での顧客の半分以上が日本人ともいわれるほど、日本人の間でも人気の高いドイツ発トラベルケースブランド「RIMOWA（リモワ）」は、海外拠点設立10周年を記念して「RIMOWA HKG - 10th Anniversary of First Store Worldwide」を11月6日から販売している。

裏のボディには香港セントラルを行き交う人々をプリント

　ドイツ職人の技による同ブランドのスーツケースは1898年にケルンで誕生。現在は世界65カ国に90の店を持つ同ブランドが初の海外拠点を構えたのは2003年のこと。香港が初の海外拠点であったため、それを記念して香港をモチーフに記念商品を企画した。コンセプトは「香港のローカルカルチャー」だという。

　サイズは小ぶりのタイプで、ボディーに香港の街並みが描かれている。台数は限定888台。1万2,888香港ドルで販売する。採用タイプはトパーズキャビンマルチホイール。全てのラゲージに筆を使って墨で描いたような漢字の「十」を示すロゴを印刷し、そのラインが香港の高層ビルと空の境界線を表現しているという。黒のマットタイプのプリントに角のコーナーはシルバーを使い、リモワの起源を思わせるクラシックタイプ仕上げにした。

　同ブランドは、香港では尖沙咀のホリデイインゴールデンマイルにあるフラッグシップ店をはじめ、中環や尖沙咀など6店舗を構え、高級デパートLane Crawford（レーン・クロフォード）などでも展開するが、限定モデルは直営店のみの展開。

　10周年記念アイテムの売り上げの一部はSmile Angel Foundationに寄付する。現在は在庫が残っているが売り切れ次第終了。

　フラッグシップ店の営業時間は10時～20時。