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香港の上水廣場で「青森りんご夏祭り」 巨大リンゴ灯籠や限定青森メニューも

香港・上水駅の「Landmark North(上水廣場)」で、青森県のりんご文化をテーマにしたイベント「青森りんご夏祭り」が開催されている

香港・上水駅の「Landmark North(上水廣場)」で、青森県のりんご文化をテーマにしたイベント「青森りんご夏祭り」が開催されている

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 香港・上水駅とつながるショッピングモール「Landmark North(上水廣場)」(39 Lung Sum Avenue, Sheung Shui, Hong Kong)で現在、青森県のリンゴ文化をテーマにした夏イベント「青森りんご夏祭り」が開催されている。

弘前市に実在する「りんごのカーブミラー」を模したミラーを置く「夏の蘋果盛典」

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 青森県がりんご栽培150周年を迎える今年、同イベントでは弘前市の「弘前りんご公園」をモチーフにした6つのフォトスポットや、限定スイーツの販売、ブースが並ぶマーケットの開催などを通じて、青森の魅力を「五感で体験できる」空間を提供。ショッピングモールが主導し、青森県、JAL香港支店などが協力する。

 会場となる5階の「晴空花園」には、高さ3メートルの巨大なリンゴの灯籠「蘋果燈籠」が登場。赤く輝く巨大リンゴのオブジェはSNS映えスポットとして設置した。

 ほかにも、弘前市に実在する「リンゴのカーブミラー」を模したミラーを置く「夏の蘋果盛典」や、10メートルにわたってちょうちんが並ぶ「燈籠壁」に加え、夜に明かりがつく「蘋果の歩道」には光が投影され「蘋果の森」となる。各フロアにリンゴポスト「蘋果郵筒」を置き、スタンプラリーができるような取り組みを行うなど、青森の街並みや自然を再現した演出を随所に施す。

 10日までの週末には、「青森蘋果風夏の周末市集」を5階で開催し、20以上の地元クリエーターがブースを出店。リンゴをモチーフにした革小物、アクセサリー、キャンドル、ペット服などの手作り雑貨を並べるほか、日本から空輸した果物の販売や無料試食も行う。

 館内の「Merci Cafe by Deesses」「ABC Bakery」では、青森リンゴを使った限定メニューも提供する。Merci Cafeでは「カナダ産ポークロインのアップルピューレ添え」「夏の青リンゴソーダ」などを用意。ABC Bakeryでは「アップルパイ」「青リンゴケーキ」などのスイーツを販売する。

 同ショッピングモールの会員制度「The Point」会員向けには、館内での指定金額以上の電子決済により、青森産りんごや果物の引き換え、限定ポストカードや電子クーポンのプレゼントなどの特典も用意した。10日には「青森蘋果●焙教室」を開催。参加者は、青森リンゴを使ったタルトやチーズケーキ、リンゴジャム作りを体験できる。参加には3,000香港ドル以上の館内消費が必要で、定員は先着10人。

 JAL香港支店も8月9日・10日、30日・31日、5階503の会場でポップアップを展開。JAL香港では毎年、青森県のリンゴの木のオーナー制度を販売している。例えば1本の木であれば年間1万3,988香港ドルで約70キロ(約150~170個)が届く仕組み。リンゴの木の成長に関する月次リポート配信したり、独自の果樹命名木札を付けてもらったりすることが可能で、所有期間中は、指定の農作業と果物狩り体験を回数無制限で参加できることから、実際に自分の木の成長が気になり青森を訪れる香港人もいるという。併せて、羽田・成田経由での青森線を告知するリーフレットや、同支店や青森県のノベルティーも配布する。

 開催時間は10時~22時(週末のマーケットは13時~20時)。8月31日まで。

 ●=火へんに共。

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