大阪発祥の人気ロールケーキ「堂島ロール」を販売するモンシェールが4月24日、銅鑼湾そごうの地下食品売り場に香港初店舗を出店した。
オープン初日は女性客だけでなく甘いもの好きな男性客の姿もみられた
同社はすでに上海に数店舗を展開するが、香港初となる店舗は姉妹ブランドのベビーモンシェールで展開する。コンセプト色はピンクで、フレンチ様式のヨーロッパ風な雰囲気を意識している。
ふわふわのスポンジにあっさりとしてコクのあるクリームがぎっしり詰まっているのが特徴の「堂島ロール」。原材料やコストの問題もあり、当面は空輸で香港の店頭に並べ、1本150香港ドルで販売する。
オープン初日、店舗に出向いた同社社長の金美花さんは、「もともと香港にはアフタヌンティーで育まれたスイーツ文化がある。価値あるものにはお金をかけてくれるという理解もあると感じている」と進出の理由を話す。一方で、おいしく見えるように、売れるように見せるディスプレー方法やケーキに気持ちを込めるという感覚をマネジメントで伝えていく努力がまだまだ必要だという。
2013年度中にさらに2店舗の出店を目指す。「ゆくゆくはサロン風のカフェをオープンしたい」と展望を語る。
営業時間は10時~22時(金曜・土曜・祝日前は22時30分まで)