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「NOBUインターコンチネンタル香港」に夏メニュー登場-NOBUさん自ら披露

ソースやパラペーニョを使用することで赤むつの脂をさっぱりとさせた一品

ソースやパラペーニョを使用することで赤むつの脂をさっぱりとさせた一品

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 インターコンチネンタル香港内のレストラン「NOBU」が6月25日から、夏限定の香港店オリジナルメニュー「New Hong Kong Osusume Dishes」の提供を始めた。6月20日には同メニューのリリースに先立ち、NOBUさんが来港し自ら新メニューについて説明を行った。

ビクトリア湾を望む広々としたメーンダイニング

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 2006年に開業した「NOBUインターコンチネンタル香港」は日本を除きアジアで最初にできたNOBUこと、松久信幸さんのレストランで、現在では5大陸すべてに25の「NOBU」ブランドと5つの「Matsuhisa」ブランドのレストランを展開している。

 ビクトリアハーバー沿いの同ホテルならではの景色を前に、この時期特有の突然の豪雨さえも1枚ガラスの向こうに遠く感じさせる別世界の空間を展開。席数はメーンダイニング110席、寿司バー、個室など、132席を備える。

 香港限定の夏季メニューは全部で13種類。どれも鮮やかな色合いで、細かく刻んだ食材を、種類多くあわせることで涼しさを感じさせる演出を施している。全体のプロデュースはNOBUさん自ら担当し、エグゼクティブシェフのオイビン・ナエシェイム(Oyvind Naesheim)シェフ、すしを担当している遠藤秀樹シェフ、ペイストリーのプリシリア・リー(Priscilla Li)シェフがぞれぞれの部門からメニューを用意した。

 オイビンシェフは「夏を意識して作った新しいメニューは気分をすっきりさせ、ワクワクさせる。どれも鮮やかでカラフルな色合いに仕上げた。」と自信を見せる。「いくつかの新メニューで使用する付け合わせは、香港の新界地区にできたニューライフオーガニックファームにあるインターコンチネンタルガーデンから新鮮なものを取り寄せ使っている」とも。

 メニューは、フォアグラをハモで巻き、揚げたものにトリュフとガーリックソースを載せて仕上げた「Hamo Foie Gras Roll, Truffle Aioli 海鰻鴨肝卷, 松露蒜蓉蛋醤」(200香港ドル)や手のひらサイズの大きなアワビにピキージョと呼ばれる小さな赤ピーマンドレッシングとキュウリのサルサソースをかけた「Baked Whole Abalone, Piquillo Dressing and Cucumber Salsa ●原隻鮑魚, 甜椒醤伴青瓜莎莎」(240香港ドル)など。もともとノブさんが、24歳のときに日本を飛び出した後渡った国がペルーであることからパラペーニョやライムなどを使う「NOBUならでは」のメニューが並ぶ。

 遠藤シェフのすし部門は、赤むつやイベリコハムとアボカドなどに青梅のソースをかけた「Akamutsu Tartar with Iberico Ham, Green Plum Sauce赤●鯛刺身韃靼伴西班牙火腿, 青梅醤汁」(310香港ドル)、金目鯛と水茄子、キャベツの一種でリンゴのようなサクサク感とみずみずしさをもつコールラビ、トロ湯葉に麹ドレッシングをかけた「Kinmedai with Mizunasu and Kohlrabi, Toro-Yuba and Koji Dressing 金目鯛刺身伴茄子及●籃片, 鮮湯葉米麹醤汁」(380香港ドル)などを提供。

 デザートプレートも多種類のデザートを1枚のプレートに集めた「Kir Royal (皇家美典)」など3種類を用意。シャンパンの香り漂うフォーム状のアイス、カシスシャーベットや、玄米茶のアイスに、アクセントとしてチョコやマシュマロでプレートが彩られている。

 営業時間はランチ=12時~14時30分。ディナー=18時~23時。上記メニューはアラカルトメニューでディナー時のみ提供する。提供は9月30日まで。

 ●=火へんに局。●=魚へんに睦のつくり。●=草かんむりに不に一。

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