ジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)は2月28日、初の国際線となる大阪(関西)/香港線を週3便で運航開始した。
機材は同社が現在20機を保有するエアバスA320型機(180席)。 同社はこれまで、国内11都市、18路線を運航してきたが、香港線が加わり国内外12都市となった。2014年冬期運航スケジュールは最大54往復108便で運航しており、3月29日からの夏期運航スケジュールの運航便数は最大56往復112便に増便する予定という。
香港からの訪日は現在、宿泊ベースで関西圏のシェアが29.1%、関東圏のシェア27.9%(2014年第1-3四半期)を超えており、空港への入国についても、羽田・成田の29.1%に対して、関空は33.5%(2014年上半期)と上回っている。
香港-関西空港を結ぶ路線には、全日空、キャセイパシフィック(日本航空とコードシェア)、エアインディア、ピーチ・アビエーション、香港エクスプレスに同社を加えて、計6社週78往復に増えることとなったが、シェアが関東を超えた背景には、LCCの割合が高いことも理由のひとつに挙げられる。
料金は、日本円で片道5,990 円~33,490 円としている。(燃油サーチャージ別途)。香港からの便は現在4月前半頃までの便が800香港ドル台~2000香港ドル台で推移。大阪を経由して熊本や大分(4月以降)に行く便や、東京、札幌に行く便も販売する。
運航スケジュールは、3月6日~28日は、金曜・日曜が関空8時35分発・香港11時50分着。土曜が関空9時55分発・香港13時10分着。3月29日~7月17日は、水曜・金曜・日曜に運航し、関空17時20分発・香港20時15分着予定。香港からの便については、3月6日~28日の金曜・日曜が香港12時45分発・関空17時着。土曜は14時10分発・18時25分着。また3月29日~7月17日は水曜・金曜・日曜に運航予定で、香港21時25分発・関空翌2時05分着予定。