香港・銅鑼湾に10月27日、ハンバーグ専門店「MEAT KING」(1/F, No.1 Irving Street, Causeway Bay, Hong Kong TEL3586-3897)がオープンした。
香港エリアで「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する「壱番屋香港」の新業態となる同店。日中はビジネスマン、夜間はカップルや友人同士、週末は家族連れをターゲットに、「日本スタイルのハンバーグを香港でもおいしく楽しく」をコンセプトに運営する。席数はテーブル席90席。
台湾の著名デザイナーが手掛けた店内は、セントラルキッチンを見ながら食事ができる設計で、こげ茶色をベースにしたウッド調のカジュアルで落ち着いたデザインに仕上げた。
メインメニューのハンバーグは、牛肉と豚肉を合わせた合いびき肉を使い、店内で手作りするパティは、鉄板に乗せてアツアツの状態で提供する。ハンバーグの大きさは180グラム、454グラム(1ポンド)の2種類を用意する。
すべてのメニューには、香港では珍しい「日本スタイル」を採用し、「サラダビュッフェ」(葉ものを中心とした野菜、総菜、スープ、自家製ケーキなどのデザート、アイスクリーム、ソフトドリンク)が付く。ライスまたはパンはお代わり自由。ランチタイムは、「生姜焼き」「ミートボールスパゲティ」「MEAT KINGオリジナルハンバーガー」などをセットで提供する(118香港ドル~)。
一番人気は「オリジナルハンバーグ」(180グラム=198香港ドル、1ポンド=298香港ドル)だと言い、続いて「ガーリックバターハンバーグ」(180グラム=228香港ドル、1ポンド=328香港ドル)も多く注文が入るという。
メニューはこのほか、牛肉のみを使った「USアンガスビーフハンバーグ」(180グラム=238香港ドル、1ポンド=338香港ドル)、牛ステーキ、豚ステーキもそろえる。ハンバーグにかけるソースは、ステーキソイソース、デミグラスソース、ポン酢、てりやきソースの4種類を用意。サラダビュッフェのみを希望する客のために、メインメニューなしのサラダビュッフェ(大人=158香港ドル、子ども=59香港ドル)も用意する。ビュッフェ内容は日替わり。
同店で使うコメは日本産「ななつぼし」。パンも毎朝店内で焼き、バターも自家製を使うなどこだわる。着実にファンも増え、すでに週4ペースで通う常連客もいるという。今後は香港での多店舗展開も視野に入れている。
営業時間は、月曜~金曜=ランチ=11時30分~16時、ディナー=18時~23時30分。土曜・日曜・祝日=11時30分~23時30分。