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香港初上陸 「Wolfgang Puck Kitchen」が空港に バーガーやピザなど朝食から夜食まで

第1ターミナルの到着ロビーにオープンした香港初の店舗>

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 アカデミー賞の公式シェフを務めることで知られるウォルフギャング・パックさんの香港初のレストラン「Wolfgang Puck Kitchen」( Shop 5T 150 Level 5 Terminal 1, Arrivals Hall)が9月18日、香港国際空港の第一ターミナル到着ロビーにオープンした。空港や鉄道駅で免税店や飲食店、ファッションリテールなど世界35カ国で4600店舗を運営するラガルデール・トラベル・リテールとのパートナーシップによるもの。

アカデミー賞授賞式後のバーティーの料理を担当してきたため、「アカデミー賞公式シェフ」の異名を持つウルフギャング・パックさん

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 ウルフギャング・パックさんは故郷のオーストリアでシェフとして勤めた母親の傍らで料理を学び、母親の勧めもあって若干14歳で料理人になるため正式な修業を始めた。パリの「マキシム」、モナコの「ホテル・ド・パリ」、プロバンスのミシュラン3つ星レストラン「ウストー・ド・ボーマエール」など名だたるレストランでの修業を経て、友人の勧めから渡米を決意。インディアナポリスの「ラ・トゥール」で調理場に立った後、1982年にウェスト・ハリウッドに「スパーゴ」をオープンした。今ではセレブが集う高級レストランとして知られる同店のオープンを皮切りに、レストラン業の拡大を続け、ファイン・ダイニングに始まり、ケータリング、カジュアルダイニング部門では路面店に加え、空港や大学、病院やカジノなどでレストランを展開。「ウルフギャング・パック」の名前を冠した幅広い種類のレストランを世界50カ所で営業している。香港にも展開するステーキハウスの「ウルフギャング」は同名のオーナーが運営するレストランで、両店共日本でも展開しており姉妹店と勘違いされやすいが、「ウルフギャング・パック」とは無関係の別店である。

  香港の「Wolfgang Puck Kitchen」ではシェフのシグネチャー料理をカジュアルかつスピードを重視しながら手頃な価格設定で提供する。朝食から、ランチ、アフタヌーンティー、ディナー、夜食までピザやパスタ、バーガー、サンドイッチなどアメリカンスタイルの料理がメニューに並び、フライト前の急ぎの朝食や、到着後にゆったりとした家族のディナー、旅立つ友人と別れの前にバーでのカクテルなど空港を利用するさまざまなニーズに応じた利用が可能なレストランとなっている。併せて、食事とドリンクのテークアウトコーナーも設けている。

 営業時間は、朝食=6時30分~11時、ランチ=11時~15時、アフタヌーンティー=15時~18時、ディナー=18時~21時、夜食=21時~24時30分。現在はソフトオープン中で、グランドオープンは10月9日を予定している。

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