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香港・太子に養生スイーツ店-魚の浮袋など健康食材使う

甘さを抑えマンゴーの果肉がたっぷり詰まった花膠芒果布甸

甘さを抑えマンゴーの果肉がたっぷり詰まった花膠芒果布甸

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 魚の浮袋や黒糖など健康食材を使い、甘さを抑えたスイーツを提供するデザート店「Desserts Tavern」(246B Fa Yuen St, Prince Edward)が太子(プリンスエドワード)にソフトオープンして間もなく1カ月がたつ。

健康に良い食材を好みで組み合わせる養生花。ベースは黒糖シロップか豆乳から選べる

 ちょうちんをつるし赤を基調にした店内は、木製のテーブルを整列と並べ、古き良き中国を思わせる空間に仕上げた。ハスの実や クコの実、はと麦など、中華料理ではなじみのある食材をふんだんに使ったデザートばかりをそろえる。中でも高級中華食材として珍重される魚の浮袋「花膠」を使ったデザートが売りだ。

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 経営するのは20代の若い夫婦ブリアンさんとアンジェラさん。アンジェラさんは父の後を継いで魚の浮袋の卸売業をしていたが、これを使い何か新しいことできないかと長年考えていたという。「たまたま台湾で食べたデザートがおいしくて健康的だと思ったのがきっかけ」とアンジェラさん。

 起業を決意した2人は台湾でデザート作りを学び、デザート専門家のアドバイスを聞きながらメニューを考えた。人気メニューは、ゼラチンの代わりにアフリカ産スズキの浮袋を使った「花膠芒果布甸」(52香港ドル)で、フィリピンのマンゴーを使って仕上げたマンゴープリンだ。魚の浮袋にはコラーゲンとゼラチン質がたっぷり含まれているため、ゼラチンを使うプリンより一層プルンプルンとした食感が味わえるという。ほかにも魚の浮袋を2~3時間ほどゆっくり煮て冷やし固めたゼリーに台湾産の黒糖シロップをかけて食べる「花膠凍配養生黑糖水」(48香港ドル)、はと麦、ロンガン、白キクラゲなど20種類以上の具を選べる「養生花」(2種類26香港ドル、4種類32香港ドル)などを用意。

 アンジェラさんは「香港人がデザートについて、どこまで健康を気にするか分からなかった」とオープン当初の不安だった気持ちを振り返る。ソフトオープンの段階でも常連が増えているという。

 営業時間は14時~24時。