2012年に始まり今年で3回目を迎える国際クラフトビールフェスティバル「Beertopia(ビアトピア)」が3月13日~15日の3日間、西九龍ウオーターフロント・プロムナード(九龍海濱長廊)で開催される。
同イベントは、カナダ・トロントで始まったものをオーガナイザーであるジョナサン・ソウ(Jonathan So)さんが香港で企画し始めたもの。長年のニューヨーク在住経験のあるジョナサンさんは「香港のバーにはビールの種類が少ないと思ったのがイベントを開こうと思ったきっかけ」と話す。
今年は開催期間も3日間となり、会場も昨年の3倍に拡大する。ビールの種類も、1年目90種、2年目200種類以上の実績を大きく上回る15カ国400種類をそろえる予定だ。ベルギー、ドイツ、イタリアのクラフトビールが多くを占める中、今年はコーヒーや果物のフレーバーを楽しむエールも紹介する。
日本からも数多くの銘柄が参加。5社35種類のビールが並ぶ予定で、長野・軽井沢からは「Yona Yona(よなよなエール)」「AOONI(インドの青鬼)」「SORRY(前略 好みなんて聞いてないぜSORRY)」をはじめ、「Hitachino nest(常陸野ネストビール)」のシリーズ各種、静岡から「Baird Angry Boy Brown Ale(アングリーボーイ ブラウンエール)」、「Kagua Blanc(馨和 KAGUA)」「COEDO(コエドビール)」のほか、サントリーもブースを出展予定だ。
会場には2つのステージを設け、1時間ごとにさまざまなロックバンドやDJによるパフォーマンスを聞きながらビールを楽しむことができるようにする。またラッキードローやビアツアーなどのイベントも用意。
開催時間は18時~23時(14日のみ12時~17時の午後の回も開催、13日12時~16時30分は業界関係者のみ)。チケットはオンライン販売を中心に展開し、4セッション全てに入場できる「VIP 3-Day Pass(930香港ドル、早期割引880香港ドル、トークン30枚付き)」ほか。1トークンは4オンス(約120ミリリットル)のビール試飲、フードと交換できる。早期割引は3月3日まで。