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香港・中環のスペイン料理店「La Rambla by Catalunya」が刷新

リニューアルオープンした「La Rambla by Catalunya」の、アントニ・ガウディからインスピレーションを得たインテリアデザイン

リニューアルオープンした「La Rambla by Catalunya」の、アントニ・ガウディからインスピレーションを得たインテリアデザイン

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 中環の国際金融中心(ifc)に店舗を構えるスペイン料理店「La Rambla by Catalunya」(3071-73 level 3, ifc mall, Central, Hong Kong TEL 2661 1161)が2月25日、大規模改装を終えてリニューアルオープンした。

定番の「セゴビア風子豚の丸焼き」などのメニューも再登場

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 同店は2013年4月にオープンし、世界に名をはせながら2011年に突然閉店したスペイン料理の「El Bulli(エル・ブジ)」で10年のキャリアを積んだシェフたちとGerald Liさんが手を携え、灣仔の摩理臣山開いたのが始まり。新たなアプローチで人気店となり、その後ifcに移転。「より豪華な」コンセプトになった。今回の改装では、IFCモールの5000平方フィート全体をリニューアルした。

 インテリアは、アントニ・ガウディからインスピレーションを得て、大胆な色使い、複雑なスペインタイル、伝統的なスペイン赤レンガを採り入れ、食器のコレクションに至るまで、スペイン的アイデンティティーを強化した。

 2つのプライベートダイニングルームも一新し、6人用のくつろぎある空間と、14人用の大胆でカラフルな空間に仕上げた。シャンパーニュメゾン「ヴーヴ・クリコ」とのコラボレーションにより、テラスも刷新。「バルセロナの有名なビーチ文化にインスパイアされた」というテラスは、ヴーヴ・クリコを象徴するソレア・イエローの装飾、シックなラウンジ席、大きな共同ハイテーブルが特徴。テラスからはセントラル屈指のハーバービューが望める。

 厨房の指揮を執るのは、スペインのミシュラン3つ星店「El Celler de Can Roca(エル・セラー・デ・カン・ロカ)」で経験を積んだエグゼクティブ・シェフのギル(Rafa Gil)シェフで、「カタルーニャ料理の伝統に敬意を払いつつ、それを現代風にアレンジしたメニューを考案した」という。

 定番のアボカドロブスターロール、セゴビア風子豚の丸焼き、ボールサイズのジャガイモを丸めたコロッケ「ボンバス」などが再登場。アンチョビーバタートースト、チョリソーとレンズ豆のシチュー、ガルシア産のドライエイジングTボーンステーキ、レバームースを添えたオックステールと赤ワインのキャラメリゼオニオンのタルトタタンなどを用意した。

 カタルーニャの特徴である子豚のショーも復活し、シェフがテーブルサイドで子豚を切り分ける。同店で提供する生ハムはホセリート(Joselito)社のもので、60カ月以上熟成させ、100%ドングリ飼料で飼育されたイベリコ豚のみを使う。

 ミクソロジストであるジョン・ニュージェント(John Nugent)さんが開発したドリンクプログラムは、スペインの豊かな食前酒文化にスポットを当てたシェリー酒中心のカクテルセレクション。辛口のフィノシェリーを使ったカクテル「Andalusia(アンダルシア)」やクラシックなスプリッツをエレガントにアレンジした「Cinque Terra Spritz(チンクエテッレスピリッツ)」などがある。

 営業時間は11時30分~22時30分。

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