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香港で期間限定のトラムレストラン「叮叮餐廳」 軽食とモクテルで

香港トラムウェイとルネッサンスハーバービューホテル(香港萬麗海景酒店)による、軽食付きのトラムツアー企画「叮叮餐廳」

香港トラムウェイとルネッサンスハーバービューホテル(香港萬麗海景酒店)による、軽食付きのトラムツアー企画「叮叮餐廳」

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 香港トラムウェイズと香港ルネサンスハーバービューホテル(香港萬麗海景酒店)は8月15日から、ビンテージオープントップトラムを使った軽食付きのトラムツアー企画「叮叮餐廳」をスタートする。夕日鑑賞の時間帯に合わせて毎日運行する。

トラムで提供するフィンガーフードやモクテル

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 香港トラムウェイズは1904年から香港でサービスを提供しており、規模は世界で最も多く、2階建てトラム車両を現在165両保有し、毎日最大15万人の乗客が生活の足として利用している。

 パーティー用に貸し切りにできる赤と緑のアンティークのパーティートラムカーのほか、1両は独自の「TramOramic Tour」観光トラムカー、さらに1両はプレミアムな社交体験を提供する「No.18」もあり、エアコン完備で、高級感のあるデザインを配し、冷蔵庫・テーブル・トイレが付き、飲食や長時間の利用に対応している車両もある。

 今回の企画は、同ホテルに9月中旬にオープン予定のオールデイダイニングレストラン「フード・スタジオ(Food Studio)」の料理チームが手がける。同ホテルは、展示会で利用されることが多い香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターに隣接する858室のホテルで、ビクトリアハーバーを一望できるパノラマビューを誇る。今回、本場の広東料理「滿福樓」のほか、カクテルと西洋料理とアジア料理の融合した料理を提供する「Mirage Bar & Restaurant」に加え、新しいオールデイダイニングレストラン「フードスタジオ(Food Studio)」が登場する。

 1920年代のスタイルでデザインされたユニークなビンテージトラムでは、オープントップの上段デッキからダイナミックな都市景観を楽しみながらフードやドリンクを提供する。

 トラムの下段デッキでは、古い香港の魅力を紹介するため、乗客は香港の過去と現在の街並みの写真やかつてのトラムの備品等を見ることができる。世界中のどこへでも無料で郵送できるポストカードも用意し、トラムから手紙を送ることができるようにした。

 同ホテルのエグゼクティブシェフを務めるOwen Panzica(オウェーン・パンジカ)シェフが手がけたメニューはアフタヌンティーの時に提供するようなフィンガーフードの類いで、つまみのほか、ミニロブスターバーガー、ハーブとフランスの発酵クリーム「クレーム・フレーシュ」を添えたサーモンのタルトレット 、フォアグラのムース入りクリームパフ、半分にした卵の白身のくぼみにルンプフィッシュキャビアを添えた冷製の前菜料理「デビルドエッグ」を用意した。甘いものについても、シトラスのタルトレット、マドレーヌを並べる。ドリンクは、ルネサンス シグネチャー モクテルを用意し、食べ放題スタイルで提供する。

 ルートは、コーズウェーベイ(銅鑼湾)終点を起点とし、ウエスタンマーケット(西港城)までの約7.5キロのコースを約1時間かけて運行する。出発時刻は17時30分で、料金は1人198香港ドル。予約は同ホテルEショップのリンクで3日前まで受け付ける。

 9月14日まで。

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