食べる

香港・中環にパフェの店「All Day Parfait」 香港でパフェ文化広める

中環にオープンした「All Day Parfait(オールデイパフェ)」のシグネチャーメニュー「Pistacco Crispy Duo(開心雙椰脆)」

中環にオープンした「All Day Parfait(オールデイパフェ)」のシグネチャーメニュー「Pistacco Crispy Duo(開心雙椰脆)」

  • 4

  •  

 パフェと焼き菓子などのスイーツを提供する「All Day Parfait(オールデイパフェ)」(G/F, 50 Peel Street, Central)が8月1日、香港・中環の卑利街にオープンした。

ほうじ茶とメロンが調和する パフェ「Honeydew Hojicha Symphony(焙茶蜜瓜協奏曲)」

[広告]

 「Parfait(パフェ)」はフランス語で「Perfect(完璧)」を意味する言葉で、フランス料理のフィナーレを飾る「完成度の高いデザート」を表す言葉として用いられている。同店は、このパフェ文化を香港で広めることを目的に店舗をオープンした。「せわしない香港の街に、少し立ち止まって特別なデザート文化をゆっくりと楽しむ時間を提供したいと考えた」という。

 パフェを、より身近に、気軽に楽しめるよう予約不要の営業スタイルを採用。営業時間も、月曜~土曜は23時まで、日曜は22時までと夜遅くまで営業し、ブランド理念「Perfect Day All Day Parfait(いつでもパーフェクトな一日をパフェとともに)」の体現を目指す。

 シグネチャーメニューとして、香港では人気の高いピスタチオとココナツの層の食感を楽しめるパフェ「Pistacco Crispy Duo(開心雙椰脆)」(148香港ドル)を用意した。ほうじ茶とメロンが調和するパフェ「Honeydew Hojicha Symphony(焙茶蜜瓜協奏曲)」(138香港ドル)、リンゴの甘みとレモンの酸味のバランスが特徴のパフェ「Apple Crisp & Lemon Zest Tower(脆蘋檸檬塔)」(128香港ドル)など、フルーツを使うパフェもある。

 4種類の異なるチョコレートの味わいを一度に楽しめるパフェ「QuadraChoc Bliss(四重巧悦奏)」(138香港ドル)、イチゴ、ジャスミン、甘みのあるアルコールが「華やかで大人な味わいを織りなす」というパフェ「Tipsy Strawberry Jasmine Cream Velvet(微醺茉莉草莓盞)」(140香港ドル)の5種類を提供する。いずれのメニューも、さまざまな食材が透明なグラスに層を重ねる。グラスから大きく飛び出した果実やチョコレートなども印象的で、見た目にも華やかなパフェに仕上げた。

 シグネチャーメニューのほか、限定パフェ、季節ごとに異なる味が登場する自家製パウンドケーキ、自家製カラメルプリンも提供。「パフェと併せて、繊細でさっぱりとした焼き菓子やプリンも楽しんでほしい」という。期間限定のパフェも用意。現在の限定パフェは「Salty World: Parma Stratas(鹹甜邂逅)」(138香港ドル)。塩味と甘みの「絶妙な」バランスで「甘じょっぱさ」を楽しめるという。

 同店では主婦や聴覚障害を持つ人を積極的に採用しており、多様性のある従業員が活躍する。こうした従業員が毎朝新鮮な食材を仕込み、多彩なフレーバーを安定的に提供しているという。

 営業時間は、月曜~土曜=14時~23時、日曜=13時~22時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース