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ブルース・リー生誕85周年記念展「無形之道」 香港駅と中環駅で始まる

香港駅改札内のフォトスポット

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 香港鉄路(MTR)は11月25日、武術家・俳優として世界的に知られる李小龍(ブルース・リー)の生誕85周年を記念した展示「李小龍誕生85周年記念展:無形之道(The Formless Way)」を香港駅と中環駅の2カ所で始めた。

MTR特別チケットと数量限定「ブルース・リー名言カード」

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 ブルース・リー(1940~1973)は米サンフランシスコで生まれ、幼少期から青年期を香港で過ごした。武術家、俳優、映画監督、哲学者として活動し、自身が創始した武術哲学「截拳道(Jeet Kune Do)」は後の総合格闘技(MMA)の概念形成にも寄与したとされる。代表作には「燃えよドラゴン(Enter the Dragon)」「ドラゴンへの道(Way of the Dragon)」などがあり、脚本・監督・主演を務めた作品と、その思想は国際的に評価されている。

 今回の展示は、MTRがブルース・リー財団・香港文化博物館と共同で企画したもの。「映画・武術・哲学・芸術」を軸に、ブルース・リーの思想、表現、人生、文化的影響を多角的に紹介し、映像、体験型展示、アートインスタレーションを組み合わせた構成となっている。

 香港駅改札内(Living Art Stage)会場では、来場者参加型の体験展示を中心に展開。象徴的なポーズを取るブルース・リーと並んで撮影できる「互動拍照裝置(Interactive Photo Installation)」や、音声と映像を通じて哲学的メッセージに触れられる「哲學對話亭(Philosophy Dialogue Kiosk)」などを設置。香港のコレクター呉貴龍さんから特別提供された1:1スケールの等身大胸像も展示している。

 中環駅改札外(Exit J, ArtTube)会場では、香港文化博物館の特別展「平凡・不平凡-李小龍」と連動した展示を行う。同館の協力により、貴重な写真、映画ポスター、映像資料などを用いて、ブルース・リーの成長、俳優としての歩み、武術哲学、芸術観などを紹介。「穿梭港鐵:串連李小龍的香港足跡(Travelling by MTR: Connecting Bruce Lee’s Footprints across Hong Kong)」では、幼少期の居住地、武術修行の場所、通った学校、撮影現場などを地図とともに示し、ブルース・リーと香港の深い結びつきを伝えている。「清空●的杯子(Empty Your Cup)」や「水與竹的智慧 (Water & Bamboo)」など、截拳道の思想に関連したアート作品も展示している。

 11月24日に香港駅で行われた開幕式には、ブルース・リーの長女で財団創設者・会長の李香凝(シャノン・リー)さんをはじめ、政府関係者や文化関係者が出席した。リーさんは「父が育ち、成功を築いた香港でこの記念展が開かれることに大きな意味がある。移動の合間に父の言葉や精神に触れ、勇気や学びを得てほしい」と話した。

 展示期間中、香港駅会場では数量限定の「ブルース・リー名言カード」を配布するほか、オクトパスアプリでは展示デザインのデジタルカードを無料提供する。

 香港駅会場は12月8日まで、中環駅会場は2026年夏まで。いずれも入場無料。

 ●=にんべんに尓

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