香港に串揚げと焼酎の小料理店-洋食店から業態転換

串揚げ専用の揚場で1本ずつ丁寧に揚げる串揚げ

串揚げ専用の揚場で1本ずつ丁寧に揚げる串揚げ

  • 0

  •  

 香港・銅鑼湾駅近くの渣甸街(Flat D,3/F,Prosperous Commercial Building, 54 Jardine's Bazaar, Causeway Bay,Tel:2504-1511)に7月31日、串揚げをメーンに提供する「秀殿(HIDDEN)」がリニューアルオープンした。

席数を最小限にし、くつろぎ感を出した店内

 同店はオムライスを主力とする洋食店をリニューアルしたもので、カウンター10席、テーブル6席のこぢんまりとした和風の造り。奥行きがあるカウンターを設ける。

[広告]

 メニューは串揚げがメーンで、シイタケ、ニンニク、ナス、レンコン(以上20香港ドル)、アスパラ、ウズラの卵(以上30香港ドル)、豚ヒレ、ささみ梅しそ、ホタテ(以上35香港ドル)など約20種類を提供する。利用客がストップと言うまで揚げ続ける「お好み」も希望に応じて対応し、メニューアイテムは随時追加したり変更したりする予定だという。

 串揚げはパン粉の状態や揚げる時間などが少し違うだけでも仕上がりが異なるというシェフの鈴木喜陽さんが、女性ならではのきめ細やかさで丁寧に揚げる。「シェフも女性で、女性1人でも入りやすい店にしたい」とオーナーの小川泰明さん。「深夜まで残業した後に、その時間帯から行くことができる店であり、困ったときに思い出してもらう店にしたい」とも。

 焼酎は全てグラス売り。1杯60~320香港ドルで62種類を用意し、今後も80銘柄程度まで増やしていく計画。香港では多くの店で日本酒は種類多く扱うものの、焼酎に関しては1~2銘柄という店も多く、「一番多く焼酎をそろえた店にしたかった」と振り返る。焼酎各種の説明が入った焼酎リストを用意し、「プレミア焼酎」と呼ばれる高級焼酎も「百年の孤独」「森伊蔵」「村尾」などをそろえる。

 「失敗すると言われるとやりたくなる」と小川さん。香港に来て10年の小川さんはかつて串揚げ店や焼酎を仕掛けてうまくいかなかった人がいたという背景がある中、「香港にそのマーケットはない」と言われると「やり方次第」と思い、逆にやる気がみなぎるという。広東語も使いながら、ローカルな視点を持つことで香港の飲食文化に挑戦する。

 営業時間は18時30分~翌4時30分。水曜定休。