香港で香港国際旅游展「ITE」開催 テーマは旅行スタイルに

サモアダンスで会場の注目を集めたブースの様子

サモアダンスで会場の注目を集めたブースの様子

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 香港で毎年恒例の旅行博覧会「香港国際旅游展(ITE)」が6月11日、香港コンベンション&エキシビションセンターで開幕した。今年は29回めの開催を数える。

日本パビリオンの様子

 1万4000平方メートルの会場に、チュニジアやサモア、ウズベキスタンなどの初参加を含む50の国と地域から600の企業、団体が出展している。今年のテーマは海外ウエディングやスポーツツーリズムなどを掲げ、また訪日旅行でも香港人客が好むレンタカーでの旅行スタイルをフランス、ポルトガル、スペインなどが紹介し、またサイクリングでの楽しみ方などをスイスや台湾なども提案している。

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 日本パビリオンは地方自治体、ホテル・商業施設や鉄道会社など出店数は27。東日本大震災後、香港からの観光客数が未だ伸びに悩む東北地方は今年の秋や冬に向けての魅力を紹介するが、東北観光推進機構の佐藤一彦さんは「今年はこれまでと反応が違い、ようやく光がみえたかもしれない」と話し、日本各地で香港人をはじめとする観光客が溢れた状況を避けたいという要望があり、「ほかの香港人に会わない日本の場所」への需要に手ごたえを感じたという。

 高さのある装飾ブースを構えた東京観光財団の浅野博さんは「香港政府観光局が自分達の都市をブランディングし世界へ発信しているように、“TOKYO”についてのブランディングを進め、市民も含めて盛り上がる仕組みづくりをしている」とオリンピック開催に向けた状況を話し、「観光と直接結びつかないような小売店までもがインバウンドに関心を寄せるようになっている」と東京周辺の現状を話した。

 また、昨年に続き出展をしたプリンスホテルグループは、FIT客層の多い香港市場に対して、「軽井沢や京都などで展開する駅前で荷物を預かり引き渡しできるサービスを打ち出す」とプロモーションメッセージも市場を意識した説明を試みる。

 開催時間は11日・12日=10時~18時、13日=10時~19時30分、14日=10時~17時。11日・12日は業界関係者のみで、13日・14日は一般客も入場できる。入場料は、業界日=50香港ドル、14日=20香港ドル、15日=20香港ドル。今月14日まで。