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誠品書店が尖沙咀に新店 蔵書20万冊超、雑貨も充実

古いビルで天井が低いながらも、広々としたレイアウトを実現

古いビルで天井が低いながらも、広々としたレイアウトを実現

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 台湾最大手の書店「誠品(Eslite)」が10月9日、書店を中心に文具、雑貨などさまざまな商品を扱う「誠品生活(the eslite spectrum)」を尖沙咀フェリーターミナル近くのスターハウス(星光行)に (Level 2 & 3, Star House, 3 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong TEL 3419-1088)グランドオープンした。

文房具を専門に扱う売り場も

 香港内1号店である誠品書店(Eslite Bookstore)を2012年8月に銅鑼湾(Causeway Bay)の大型ショッピングモール希慎広場(Hysan Place)に出店し、尖沙咀は2号店に当たる。銅鑼湾店は4万1000平方フィートに23万冊という、ほかの香港にある書店とは比べ物にならない品ぞろえで一気に香港トップの書店に上り詰めた。2014年は約71万冊を販売し、1回当たり3~4冊が購入されていることになる。ジャンル別では人文社会科学が最も売れ、文学、商業関連、芸術関係の順で売れているという。

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 香港島側での展開の次なるステップは九龍側への進出。2階・3階の全フロアを占め、面積は3万9000平方フィート、蔵書数は約21万冊と銅鑼湾店とほぼ同規模。銅鑼湾店は書籍が全体の8割を占めるが、尖沙咀店は6割にとどめ、残りの4割をバッグ、文房具、雑貨、中国茶など書籍以外のものとした。42の台湾ブランド、21の香港ブランドと海外のブランドとなっている。その理由について、同社担当者は「文化的なものを取り入れることで香港人と観光客が交流する場所を提供したかった」と話す。

 2階は「創意生活(Creativity and Life)」がテーマで、ベストセラー、健康、飲食、旅行などの書物を扱うほか、20年の歴史誇る台湾のカバンのブランド廣富號(Guang Fu Hao)、香港でジャムを製造する「Nicole's Kitchen」、イギリスのオーガニック食品ブランド「Neal’s Yard Remedies」など台湾系を中心に23ブランドが登場。うち香港初進出が10社に上る。日本への旅行や文化に関する書籍も多く、台湾系の企業ならではの深さのあるテーマで執筆されたものも多い。

 3階は「人文芸術(Humanities and Arts)」をテーマに構成。書籍は、文学、芸術、英語本、ビジネスなどを中心に取り扱い、書籍以外では、台湾の男性向けのシューズメーカー「林果良品(O’Ringo Shoes) 」 、香港のフレグランスの会社「10X」、香港2店舗目の「Good Design Store」、バングラディッシュ産のレザーアイテムで展開し、香港初進出を決めた「MOTHERHOUSE(マザーハウス)」、フィンランドのガラス細工を扱う「Iittala」など19社が出店する。

 今後の店舗展開として、2016年第1四半期には太古城中心(Cityplaza)に香港最大の4万9000平方フィートの店をオープンさせる予定だ。中国本土でも意欲的に展開し、今年11月には蘇州に、2017年下半期には深センのショッピングモール「萬象天地」にも進出する。

 営業時間は、10時~22時。

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