香港政府観光局(HKTB)は中環(セントラル)のハーバーフロントで、6月10日から3日間にわたり、毎年恒例の「香港ドラゴンボート・カーニバル2016」を開催する。
今年は会場を尖沙咀から中環に移し、「CCB(アジア)香港国際ドラゴンボートレース」を中心に「サンミゲル・ビアーフェスタ」「ファミリー・ゾーン」など同エリアで楽しむことができるイベントも併せて開催する。
「ドラゴンボートレース」は、1976年に●箕湾(シャウケイワン)でローカルのチームと長崎県のチームが競ったのが始まりとされており、香港は現在のドラゴンボートレースの発祥の地と言われる競技。40回目を迎える同大会には地元・香港から約100チーム、世界15カ国・地域から35チームが参戦し、参加選手は4700人にも上る予定だという。日本勢は、今年も長崎から長崎市ペーロン協会が出場する。
レースは10日12時に開会式で開始。インターナショナルレースとローカルレースに分かれ、10日は200メートルのスモールボートレース競技が行われる。11日・12日は朝8時30分からレースが始まり、夕方17時30分までスタンダードボートレース(400メートル)が行われる。最終日は巨大ドラゴンボートや奇抜なコスチュームを身にまとったファンシー・ドレス・レースなども行われ、ビクトリアハーバー沿いがカーニバル色に染まる。
スタート地点は、中環のフェリーターミナル10番乗り場付近から東に向かってレースゾーンが設定された。
「サンミゲル・ビアーフェスタ」は、期間中11時~22時30分(最終日は21時30分まで)に開催され、さまざまなビールを楽しめるブースのほか、ビール飲み対決、バンドによる音楽演奏やゲームなど来場者を楽しませる企画を用意する。
家族連れ向けには、ビアフェスタエリア内の「ファミリーゾーン」で、体験型ゲームや、空気を入れた巨大なボート遊びのほか、ローラー、タトゥーステッカー、フェースペインティングやボディーペインティングに挑戦できるコーナーなども設ける。11時~17時30分を予定。
入場無料。12日まで。
●=竹かんむりに悄のつくり