観光客も多く集まる尖沙咀東の九龍シャングリラホテルの近く(68 Mody Rd, Tsim Sha Tsui East)のレストラン街に6月19日、ニューヨークスタイルのレストラン「EASTSIDE TAVERN」がオープンした。
遊び心満載のペインティングの前に立つゼネラルマネージャーのウォーレンさん
同店のテーマは「EAT・DRINK・PLAY」。アイスホッケーの選手でもあるゼネラルマネジャーのウォーレンさんは私物のフラッグなどを装飾として店内に施す。店舗面積は330平方メートル、席数は120席。店内にはテレビモニター9台とプロジェクター2台を備え、スポーツ観戦ができる空間を提供する。ニューヨークのイエローキャブとブルース・リーが身に着けていた黄色のトラックのイメージが似ていることから、それを組み合わせたオリジナルのペインティングを壁に描くなど遊び心も。店内奥にはスヌーカー用の台を置いたプレールームを用意し、ダーツマシン2台も設置する。
メーンの料理はバーガーとピザ。「EST‘s Burger 8 oz」(158香港ドル)は、8オンスの巨大パテとオニオンやマッシュルーム、トマト、チーズそしてベーコンなどを挟んだ。パテは大きいだけでなく、牛のリブロースやネック、背中の部分などを組み合わせているのが特徴。ピザは薄い生地のクリスピーなもので、ビールと相性が良い料理をそろえた。
スポーツバーの雰囲気を出すため、食べやすい大きさのスターターもそろえる。アメリカ産の大きなホタテとマッシュルームの組み合わせに、さっぱりとしたレモンビネガーで仕上げた「Pan-Fried Scallops in Pancetta」(118香港ドル)や中華料理から派生したと思われる豚肉をキューブ状にしてカリッと皮を揚げた「Spiced Cracklin’Pork Belly」 (88香港ドル)もバーベキューソースでアメリカン風にアレンジする。「旬のアイテムを使いながら、季節ごとにメニューも刷新していく」と広報のカルメンさん。デザートはメニューにないが、手作りのバナナバノフィーパイやチーズケーキなどがオーダーできる。
同店は、セントラルのステーキレストラン「Shore」を運営するグループの新店、同グループとしては4ブランド目の出店となる。夏には「THE SALTED PIG」の2号店を九龍島側にオープン予定。
営業時間は11時~深夜。