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香港でも「コーヒーフェスティバル」 イースター限定4日間開催へ

「東京コーヒーフェスティバル」と香港の「COFFEE HK」が共同で企画したイベントが香港で初開催される

「東京コーヒーフェスティバル」と香港の「COFFEE HK」が共同で企画したイベントが香港で初開催される

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 コーヒーカルチャーの屋外イベント「COFFEE HONG KONG X TOKYO COFFEE FESTIVAL@WestK」がイースターの4連休(4月18日~21日)、西九龍文化区(WestK)の芸術公園特設会場で開催される。東京で2015年から開催されてきた「東京コーヒーフェスティバル」と香港の「COFFEE HK」が共同で企画したイベントで、香港で初めて開催する。

コーヒー抽出の世界大会「World Brewers Cup」で世界チャンピオンになった粕谷哲さん、20日に香港初のワークショップを開催

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 同フェスは、国内外から集まったコーヒーショップが出店するほか、国内外のコーヒーロースターやバリスタが集まり、コーヒーの多様性や魅力を共有する場として発展してきた。コーヒーを飲み比べることができ、東京開催時も香港や台湾からの参加もあり、国際色豊かなラインアップが特徴。特に、スペシャルティコーヒーの普及や持続可能なコーヒー生産への意識を高めることを目的としている。

 主なハイライトとしては、18日18時30分から、ジャズやポップスの要素を融合させ、多言語を使った音楽で人気の香港のシンガー・ソングライター、Yoyo Sham(岑寧兒)さんによるライブを予定。ライブでは、カフェでの思い出を語るという。

 19日9時30分からは、屋外開催を生かし、緑豊かな会場で@ChauKeiyogaさんが指導する屋外ヨガセッションを予定。ヨガの後、バリスタがスペシャルティコーヒーを提供。「感覚的なコーヒー・テイスティング体験ができるような仕かけにした」という。

 21日は「ペットフレンドリーデー」とし、11時から終日、さまざまなプログラムを用意。「尻尾を振るのが一番早い犬」「飼い主に一番似ている犬」などのコンテストも行い、参加犬には同イベントの広告でも使われたチルガイの賞状とギフトパック、優勝者にはメダルと賞品を贈る。

 期間中、地元・香港のDJ、Dr. Chi Chungさんが夕暮れ時に音楽をプレーし、「熟練のバリスタによるコーヒーのテイスティングとメロウなビートをペアリングするプログラム」を予定する。香り高いビールなども用意しているという。

 ハンドドリップ、ラテアート、感覚体験、エコアート、コーヒーカクテルなど50を超える多彩なワークショップやプログラムを予定する同フェス。18日12時からは、ラテアートの世界大会にも出場し、大会などでも受賞歴を持つ馬場健太さんによるラテアート体験(450香港ドル)のほか、20日14時からはコーヒー抽出の世界大会「World Brewers Cup」で、アジア人で初めて世界チャンピオンになった粕谷哲さんによる香港初のワークショップ(280香港ドル)なども行う。

 19日16時30分からは、●枝窩村のKatieさんが香港産コーヒーについて解説するプログラム(380香港ドル)も予定されている。地元のコーヒーを味わい、栽培のコツを学び、陶芸家・姚俊樺さんがデザインした鉢「慶春瓦」に自分の苗を植えるなどの体験型ワークショップを企画した。

 会場では、「甘いかんきつ系のフルーツと滑らかなエスプレッソが大胆に融合した」という「マンゴーポメロコーヒー」や「マシュマロラテ」のほか、ベトナム風エッグフォームをコーヒーに重ねた「ハノイエッグコーヒー」、チョコレートとフレッシュなミントのバランスが特徴の「黒糖オーツミントモカ」など、さまざまなコーヒーベースのドリンクも販売。

 カクテル好きには、コーヒーの深みとスピリッツをブレンドしたドリンクもそろえる。紅茶、コーヒー、かんきつ類を組み合わせた「鴛鴦」カクテルなども用意する。

 世界のストリートフードも併せて屋台で販売する。スペイン産ピスタチオのバスクチーズケーキや48カ月熟成ハモン・イベリコ 、ベトナム風バインミーなども用意し、飲食物の購入にはイベントトークンを使う。

 開催時間は11時~20時。

 ●=くさかんむりに劦

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