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香港・九龍エレメンツにベトナム料理「Bistro Hoi An」

店内の装飾もベトナム・ホイアンの雰囲気に仕上げた

店内の装飾もベトナム・ホイアンの雰囲気に仕上げた

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 ベトナムの古都ホイアンをテーマに「伝統と新しさを組み合わせた」料理やドリンクを提供するレストラン「Bistro Hoi An(ビストロ・ホイアン)」(R002-003,Civic Square, ELEMENTS, 1 Austin Road West,Kowloon, TEL 2565 0055)が8月15日、香港・西九龍ELEMENTS内のCivic Squareにオープンした。屯門の海沿いリゾートである黄金海岸に続き2店舗目で、「Cafe Deco Group」が手がける。

カニとトマトのライスヌードルも

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 「ホイアン」はベトナム語で「平和な出会いの場所」を意味する。フランス植民地時代の街角の食堂を思わせる雰囲気の中で、現代的なアレンジを加えたベトナム料理を提供する。

 2フロア構成で総面積約5500平方フィートに170席以上を備え、屋外テラス席も完備した。ランタンが彩る温かみのある空間で、店内には木材、レンガ、レザーを用いたインテリアに加え、ホイアンの運河沿いの生活を描いた壁画を飾る。

 料理は、ベトナムから直輸入した香草やスパイスをふんだんに使い、ヌクチャム(魚醤)や自家製ピクルス、チリオイルなども用意した。前菜には、フルーツ風味のヌクチャムでマリネしたエビのセビーチェ「Shrimp Ceviche」(138香港ドル)や、フランス産牛肉を香草とヌクチャムで仕上げた「Beef Tartare」(148香港ドル)など東西のエッセンスを採り入れている。

 炭火焼豚トロ「Chargrilled Pork Jowl」や、パクチーとパイナップルのディップを添えた鶏の串焼き「Vietnamese Chicken Skewer」(以上105香港ドル)など香ばしいグリル料理にも注力。サラダやライスペーパーロールも豊富で、エビとザボンのさっぱりとしたサラダ「Honey Pomelo Prawn Salad」(138香港ドル)やソフトシェルクラブ入りのロール「Soft Shell Crab Rice Paper Roll」(118香港ドル)などのラインアップをそろえた。

 フランスの影響を受けたベトナム風バゲットサンド「バインミー」は、フォアグラパテと香草を添えた豚肉の「Grilled Pork Banh Mi」(128香港ドル)など3種を展開。麺料理では、牛骨スープで煮込んだライスヌードル「Bun Bo Hue」(138香港ドル)や、蟹とトマトのスープにエビと豚肉を添えた「Crab & Tomato Rice Vermicelli Soup」(135香港ドル)が登場する。

 メイン料理には、ホイアン風の子豚のロースト「Hoi An Suckling Pig」(288香港ドル)や、ターメリックで香ばしく仕上げた魚料理「Turmeric Whole Seabass」(238香港ドル)、オーストラリア産和牛ステーキ「Chargrilled M9 Wagyu Bavette」(338香港ドル)なども。デザートには、キャラメルポップコーンバナナとロータスビスコフジェラートの「Caramelised Popcorn Banana」や、ココナツシャーベットにマンゴーとザボンを添えた「Coconut Sherbet」(以上72香港ドル)などがある。

 ドリンクメニューもユニークで、ベトナム産クラフトジンを使う「Lady Trieu Contemporary Gin」(98香港ドル)や、牛骨スープ入りのカクテル「Go with the Pho」(118香港ドル)など、現地の素材を生かした創作カクテルも用意した。ノンアルコールのモクテルもそろえ、ライチとバラ茶の「Hoi An Cong Chua」(78香港ドル)など「見た目も華やかな」ドリンクを並べる。

 ベトナム式の濃厚なロブスタコーヒーも提供したり、練乳入りの「Ca Phe Sua」(55香港ドル)や、卵黄入りの「Ca Phe Trung」(60香港ドル)など、現地のカフェ文化も体験できる。

 営業時間は12時~24時

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