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香港エクスプレス、航空券+宿泊パッケージ発売開始 Expediaとの提携で

HK Express Holidaysでは、Expediaのネットワークから約90万件の宿泊施設が選択可能となる

HK Express Holidaysでは、Expediaのネットワークから約90万件の宿泊施設が選択可能となる

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 香港の格安航空会社「香港エクスプレス(HK Express)」が8月28日、旅行予約大手Expedia Groupとの提携により、新たなワンストップ旅行予約プラットフォーム「HK Express Holidays」をローンチした。航空券と宿泊施設を組み合わせた「Fly+Stay」パッケージを中心に扱う。

航空券と宿泊施設を組み合わせた「Fly+Stay」パッケージを中心に扱う

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 HK Express Holidaysは、HK Expressの公式サイトとモバイルアプリ上で利用可能。旅行者は航空券と宿泊施設を同時に予約することで、最大1,500香港ドルの割引を受けられる可能性があるといい、目的地でのアクティビティも一括で手配できる。

 HK Express毛潔瓊(Jeanette Mao)CEOは「Expedia Groupとの提携により、より柔軟で革新的な旅行オプションを提供できるようになる。週末の小旅行から家族旅行まで、このサービスが多様なニーズに応える設計をしている」と話す。

 Expedia Groupのプライベートラベル・ソリューション部門を統括するカロリーナ・カベロ(Carolina Cabero )SVPも「HK Expressとの提携により、当社の豊富な宿泊施設と彼らの手頃な航空ネットワークを組み合わせ、価値ある旅行体験を提供できてうれしい」とコメントする。

 HK Express Holidaysでは、Expediaのネットワークから約90万件の宿泊施設が選択可能となる。東京のデザインホテルやベトナムのリゾート、中国本土の人気観光地近くのホテルなど、幅広い選択肢をそろえる。第1段階として、香港、日本、中国本土の市場を対象に展開し、中国本土では宿泊のみを提供。既に香港エクスプレスのセール航空券を確保している場合でも、宿泊施設を追加してパッケージ化することもできるという。

 目的地でのアクティビティー予約も可能で、旅行者は移動・宿泊・体験を一括で手配できる。これにより、「時間・費用・手間の全てを節約できる」ことを打ち出す。

 香港エクスプレスは現在、日本の13都市に就航しており、東京(成田・羽田)、大阪、名古屋、福岡、広島、高松、静岡、仙台、沖縄、石垣、小松、宮古(下地島)など、主要都市から地方都市まで幅広くカバーしている。2025年には成田線の増便により、羽田線と合わせて東京~香港間が1日9往復となり、利便性が向上している。

 さらに、アジア各地への路線も拡大中で、今年5月から6月にかけては、中国の常州や義烏、韓国の清州や大邱、そして日本の宮古島(下地島)への季節便も再開するなど、地域間のアクセス強化が進んでいる。

 東南アジア方面では、タイ(バンコク、チェンマイ、プーケット)、ベトナム(ハノイ、ダナン、ニャチャン、フーコック島)、フィリピン(マニラ、クラーク)、マレーシア(クアラルンプール、ペナン、コタキナバル)など、人気観光地への直行便を多数運航しており、香港を拠点にした周遊旅行での利用も呼びかける。

 HK Express Holidaysは今後、段階的にアジア各地へのサービス拡充していくという。

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