食べる

香港に東京のランキング上位常連店「らぁ麺や 嶋」 海外初出店果たす

ひとつひとつの具材、スープにこだわる東京のランキング上位店が香港に進出

ひとつひとつの具材、スープにこだわる東京のランキング上位店が香港に進出

 日本のランキングでも上位常連の人気ラーメン店「らぁ麺 や 嶋(拉麺屋 嶋)」が3月7日、香港・銅鑼灣に海外初となる店舗をオープンした。店舗は銅鑼灣の商業ビル「Sugar+」(G/F Shop 1, 31 Sugar Street, Causeway Bay, Hong Kong TEL 2602 7068)内に店を構える。

創業者の盛島博志さん。幼い頃から九州出身の両親の影響もあり、ラーメンの魅力に惹かれてきた

[広告]

 店舗面積は約1200平方フィートで、24席を用意。内装は木材を基調とした落ち着いた雰囲気に仕上げ、のれんを配した店構えで、「日本のラーメン店らしい温かみ」を表現したという。開業に合わせて、創業者で東京本店店主の盛島博志さんも来港した。試業期間中は看板メニューの淡麗系ラーメンを毎日120杯限定で提供する。

 同店は2020年に渋谷で創業。開業直後に日本の新鋭ラーメン店を評価する「TRYラーメン大賞」で「新人大賞」を受賞し、その後も「食べログ」で長年4点以上を維持している。2021年から2025年まで5年連続で「百名店」にも選出され、2022年と2026年には「Tabelog銅賞」を獲得するなど、東京三大ラーメン名店の一つとして高い評価を得てきた。

 香港店では、東京本店の味を忠実に再現するため、約30種類の食材を使った淡麗系の清湯(ちんたん)スープを毎日仕込む。日本国産鶏、ホタテ、ハマグリ、熟成したかつお、タイの頭、昆布などの魚介に加え、6種類の日本産の煮干しを組み合わせ、さらに野菜を加えてうまみの層を重ねる。スープは「しょうゆ」「白しょうゆ」「塩」の3種類を用意し、それぞれ異なる味わいに設計した。「淡麗系ながら奥行きのある味わいが特徴」だという。

 麺は香港の店内で毎日製麺し、北海道産小麦「きたほなみ」を中心に5種類の日本産小麦粉を配合。添加物やアルコール類を一切使わず、小麦の香りと弾力を引き出したという。盛島さん「麺は、ほどよい弾力とコシがあり、滑らかさとかみ応えを兼ね備えている」と話し、スープとの一体感を重視した。

 チャーシューは5種類を用意し、いずれも製法が異なる。豚肩ロースを4~6時間煮込む「燉煮豚肩叉焼」(追加42香港ドル/2片)、高湯で煮込んだ後に炙(あぶ)りを加える「焼豚●」(追加42香港ドル/2片)、12時間かけて仕上げる「慢煮豚叉焼」(追加42香港ドル/2片)、桜の木でいぶす「煙燻叉焼」(追加42香港ドル/2片)、1時間かけて低温調理する「慢煮鶏叉焼」(追加35香港ドル/2片)などを追加できる。

 提供するラーメンは4種類。大ぶりでプリっとした食感が特徴の「海老(えび)ワンタン」とうまみにもつながる「豚肉ワンタン」を盛り、淡麗系スープと自家製麺に調和させた「手製雲呑拉麺(手作りワンタンらぁ麺)」(118香港ドル)や、3種類のチャーシューを組み合わせた「叉焼拉麺(チャーシューらぁ麺)」(118香港ドル)、看板メニューの「招牌特上拉麺(特上らぁ麺)」(138香港ドル)は、豚バラチャーシュー、低温調理の鶏チャーシュー、低温調理の豚ロースチャーシュー、煮込み豚肩ロースチャーシュー、海老ワンタンを盛り合わせた一杯で、さらに最上位の「極上味玉拉麺(特上味玉らぁ麺)」(158香港ドル)は、「招牌特上拉麺」に、皿に味玉や豚肉のワンタンをのせる。

 香港限定メニューも充実させた。ブランド卵「暁」を生卵で白米に落とした「月見叉焼丼」(58香港ドル)、チキン南蛮をのせた丼「南蠻炸鶏丼」(68香港ドル)、白トリュフオイルと暁卵を合わせた「白松露油月見拌飯」(68香港ドル)など、ラーメン以外の選択肢もそろえた。サイドメニューには、ギョーザ「本店豚肉煎餃子」(38香港ドル)、唐揚げ「南蠻炸鶏」(48香港ドル)、大将特製のドレッシングを使うサラダ「大將特調醤野菜沙律」(38香港ドル)など、盛島さんが長年培ってきた技をラーメン以外でも提供していく。

 盛島さんは「一杯一杯のラーメンには、職人が心を込めて丁寧に仕上げた、数えきれないほどの手間と時間が注がれている」と話し、香港での新たな挑戦に意欲を示す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=18時~21時30分。

 ●=月へんに南

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース