2016年1月17日に開催される香港最大のマラソン大会「スタンダード・チャータード香港国際マラソン2016」のエントリーが9月25日から始まる。
1997年に初開催、上水から深センまでのコースを約1,000人の参加者でスタートした同大会も、今年は20回めの開催を記録する。過去には香港国際空港開港の年に、青馬大橋から空港までのコースが設置されたり、その後中環から深水●運動場までのコースに変更になったりとさまざまなルートで開催されてきた同大会たが、「フルマラソンとハーフマラソンについては初めて九龍半島を南北に貫く彌敦道(ネイザンロード)を北上するコースを採用した」と発表した。
例年同様香港・尖沙咀の彌敦道をスタート地点とするが、これまでのようにスタート後すぐに西九龍の海沿いに向かうのではなく、彌敦道を北上し、佐敦や油麻地などを通って旺角から西に抜け、西九龍に続くコースを新設。ほかにも海底トンネル、高速道路上などが例年通りコースとして設定された。ゴール地点は2008年以降使用されてきたおなじみのビクトリアパークだ。コース変更により、より多くの沿道の観客が応援できるスペースを確保した。
競技種目は、フルマラソン(42.195km)、ハーフマラソン(21.0975km)、10キロの3種類。年齢別のコースと、自己ベストや今大会の予想タイムにより設定される。制限タイムはフルマラソンが6時間、ハーフマラソンが3時間、10キロが2時間、各種目ともゴールのビクトリアパークを目指す。参加者の人数はハーフマラソン、フルマラソンともに500人ずつの枠を増やし、合計7万4,000人枠を用意する。
香港からのウエブサイトの申込み日時は下記の通りで、オンラインでのみ受け付ける。フルマラソンは9月25日午前7時、ハーフマラソンは29日同7時、10キロレースは10月2日同7時、車いすレースは10月5日同7時よりスタート予定。
日本事務局のエントリーは9月24日12時にスタートする。日本からの参加費は1万円で、各競技とも同じ。申込みは各種目とも日本人ランナー事前確保枠に達し次第、エントリー受付を締め切る。エントリーの受付は9月24日12時開始。ツアーも催行される予定だという。
香港での参加費は350香港ドル。申込みは早い者勝ち。最終締め切りは10月12日だが、定員になり次第締め切る。
●=土へんに歩。