香港・銅鑼湾のショッピングモール「タイムズスクエア」で7月26日から約1カ月にわたり「GUNDAM DOCKS AT HONG KONG」が開催されるが、この企画に先立ち、正面入り口に巨大ガンダムとザクIIが7月18日に登場した。
1979年に放送が始まった「機動戦士ガンダム」は香港でも同年にアニメ放送がスタートし、「高達(ゴゥダッ)」と呼ばれ親しまれてきた。戦争の悲劇を描き、主人公アムロとライバルのシャアを中心にした人間ドラマが繰り広げられ、各シリーズは世界各地で人気を博してきたが、香港でも毎年「ガンダムエキスポ」が開催されるなど不動の人気を誇る。
正面入り口に出現したガンダムとザクIIの高さは各6メートル。2009年夏、東京・お台場に設置された「実物大ガンダム立像」と比べると三分の一の大きさだが、お台場のように広大な敷地に設置されるものと違い、密集するビルの隙間に挟まれ迫力満点だ。大きさは、お台場に次ぎ世界2番目の大きさになるという。
展示会では、ファーストガンダムこと「機動戦士ガンダム」に登場する「RX-78-2ガンダム」と大型人型兵器「ザクII」が戦うシーンが忠実に再現される。夜間はガンダムにLED ライトを使った演出も予定しており、躍動感も楽しめるように工夫する。
タイムズスクエア内2階のアトリウムでは8月2日から、全長10メートルの宇宙航空戦艦「ホワイトベース」を展示するほか、高さ180センチの緑ザクが20体集合する予定。併せて、ガンダムのアニメ動画も無料で上映する。
会期は9月1日まで。入場無料。