香港のアイス工房が「エスカルゴアイス」-ネットで話題に

料理そのまま食べているようであり、甘さもあるエスカルゴアイス(前)と生ハムメロン(後)。手前はフランス産の冷凍エスカルゴ

料理そのまま食べているようであり、甘さもあるエスカルゴアイス(前)と生ハムメロン(後)。手前はフランス産の冷凍エスカルゴ

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 香港・観塘エリアの工業ビルに入った手作りアイスクリーム工房「アイスクリームギャラリー」(Rm 816, Block A, Hoi Luen Ind. Centre, 55 Hoi Yuen Rd, Kwun Tong)が7月に発売した「エスカルゴアイス」が現在、ネット上で話題を集めている。

 ロブスターやアワビアイスなど、これまでに700種類を開発し、高級アイス工房として知られている「アイスクリームギャラリー」。夏商戦に向けて、「エスカルゴアイス」(800香港ドル、500ミリリットル)や「生ハムメロンアイス」(500香港ドル、同)、「ローズシャンパンチョコレートアイス」(460香港ドル、同)など一味変わったアイスを発売。「味はもちろん、材料の選び方や作り方にまでこだわっている」とオーナー兼シェフのアーロンさん。

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 香港のフード関連ブログでは、「全く想像できない味だけど、前菜?それともデザート感覚で食べるの?」「一瞬聞き間違えたかと思った」などの書き込みが多く、実際に食べに行った人は「味も食感もエスカルゴそのまま」などと驚くコメントがアップされている。

 ブルゴーニュ産の高級エスカルゴを使い、香草やラム酒などで味付けをしたエスカルゴアイス。納得できる味と食感になるまで半年以上時間かかったという。「青臭さと苦味を残さず、しっとりしたポテトのような滑らかな口溶けを思う存分楽しめるようにするのが一番難しい」とアーロンさん。

 幼いころからアイスクリームを作るのが夢だったアーロンさんは、イタリアやフランス、日本でアイスクリームの作り方を学び、高級マンションが点在するレパルスベイでアイスクリーム店を開いた。しかし客が少ないため閉店し、現在の工業ビルに引っ越したという。「売り上げは路面店にはかなわないが、リピーターと口コミでやっていこうと思う」と話す。

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