学ぶ・知る

香港国際空港、第2ターミナルを閉鎖  第1ターミナル拡張部分の供用開始へ

香港国際空港第一ターミナルに登場するLゾーン

香港国際空港第一ターミナルに登場するLゾーン

  •  
  •  

 香港国際空港などを含めた航空行政を管轄する機場管理局(Airport Authority)は11月21日、完成した第1ターミナルの拡張部分を11月29日より供用を始めると発表し、第2ターミナルは建設中の第3滑走路の建設に伴い、一時閉鎖することも明らかにした。

 韓国のソウルにある仁川国際空港、シンガポール国際空港、9月にオープンし、単体ビルとしては世界最大の規模を誇る北京大興国際空港など、アジアにある空港はハブ空港としての地位を巡って激しい争いを繰り広げている。香港国際空港も2000年代初頭は世界トップクラスの空港だったが、新しい空港ができたり、グレードアップされたりしているほか、滑走路が2本しかないことで離発着の限界があり競争力が低下していた。そこで香港政府は第3滑走路の建設を決めたほか、競争力を取り戻すべく空港の改修に取り掛かっている。

[広告]

 11月29日から使われることになった第1ターミナルの拡張部分は、AからKまであった航空会社のチェックインゾーンにLを増設。48のチェックインカウンターを増設し、第1ターミナルのチェックインカウンターは合わせて369になる。自動チェックイン機も増やし、約100機を備える。到着時、税関を抜けた後の手荷物の受取エリア用のベルトコンベアは2レーンを増設する。

 これに合わせて第2ターミナルは11月28日23時に閉鎖される。理由は、第3滑走路建設部分が第2ターミナルにかかることと、第2ターミナル自体も拡張するためだ。第2ターミナルは格安航空会社(LCC)を中心とした航空会社のチェックインカウンターがあったが、一時閉鎖に伴い全て第1ターミナルに移動する。ロストバゲッジ、手荷物の預かりなどのサービスや中国に向かうリムジンバスのチケット販売も第2ターミナルで行っていたが、こちらも第1ターミナルに移動する。

 第2ターミナルの拡張工事は2024年の完成を予定し、約5年を要する大工事で、第3滑走路も同時に供用を始めたい考えだ。第2ターミナルはこれまで出境手続きは行われていたが、入境手続きは第1ターミナルのみだったところを、拡張工事終了後は入境業務も第2ターミナルでできるようになるという。今回の工事に伴い、第3駐車場も閉鎖される。

  • はてなブックマークに追加