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香港のドンキ、初の香港島に新店舗  テーマは「ジャングル」、24時間営業

待望の香港島進出を果たした香港のドンキ

待望の香港島進出を果たした香港のドンキ

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 日本のディスカウントストア「ドン・キホーテ」の東南アジア仕様の新業態「DON DON DONKI」の3号店「DON DON DONKI 名珠城店(Pearl City Store Store)」が7月7日、銅鑼湾(Causeway Bay)が名珠城店(Pearl City)(1-4/F., 22-26 Parterson Street, Causeway Bay)に開業した。

日本産の果物は箱入りの高級品も並ぶ

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 同店は食品の割合が全体の約65%を占め、「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)」が香港のほか、タイ、シンガポールで展開している業態を採用している。香港には昨年、尖沙咀(Tsim Sha Tsui)と●湾西(Tsuen Wan West)の2店舗を出店したが、今回、初の香港島への出店となる。

 場所は24時間営業で展開する香港最大手のスーパーマーケット「恵康(Wellcome)」の裏手で、HMVの旗艦店が以前入居していた場所。家賃はHMVが借りていた時よりも37%安い月額約100万香港ドルで開店に持ち込んだ。売り場面積は2571平方メートル、1階~4階の4フロアと香港で初めて複数階にわたる大型店となる。

 香港市場は今後も積極的に出店を進めていきたい考えで、既に中環店と将軍澳店の2店の開店も決まっている。世界一地価の高い香港であることから、できるだけ多くの店を構えることでスケールメリットを出して商品価格を抑えつつ、出店地におけるキーテナントとなることで家賃交渉でも優位に立ちながら展開していく戦略だ。

 2店舗目の●湾西のテーマは「祭り」で、店全体が祭りの雰囲気を出すように飾り付けていたが、銅鑼湾では「ジャングルでの宝探し」をテーマに掲げる。店の入口から冒険するような服装を来たイメージキャラクターのドンペンとドンコのイラストが描かれているほか、店内のあちらこちらに動物の絵を描くなどの飾り付けを施している。

 1階にはお菓子、アイスクリーム&フローズン・デザート、スイートボテトの売り場とレジを配置した。2階では乳製品&冷凍食品、すし&海鮮、総菜、ギフトコーナー、食料品&飲み物、酒を販売。3階では、パーソナルケア、生活雑貨、フルーツと野菜、肉、おやつ、食品、すしを販売し、4階にはコスメと生活雑貨とこの2つのカテゴリーの専用レジがある。

 オープニングの注目商品は、冷凍うなぎ3枚(148香港ドル)、大トロ(15貫、250香港ドル)、DON DON DONKI独占販売となる白鶴の酒粕パック(192グラム、95香港ドル)など。オープンを記念して、「じゃがりこ」は10香港ドル、「カラムーチョ」は1000グラムの特大パックが108.8香港ドル、惣菜ではカニクリームコロッケとカニの手の天ぷら(各2個ずつ)は29香港ドル、おでんは、大根、さつま揚げ、いか巻きなどは各10香港ドル、卵と小判揚げなどは各6香港ドルなどで販売する。生活雑貨では男性用ソックスが各5香港ドル、食品保存容器は10ドルから。化粧品売り場では福袋(59香港ドル~)も扱う。

 香港の店を運営する泛亜零售管理(香港)(Pan Pacific Retail Management(Hong Kong))社の竹内三善董事長兼社長は「香港初の多層にわたる店で、この店は特にコスメと生活雑貨の品ぞろえが充実している。銅鑼湾の新しい買い物のランドマークとなり、顧客のニーズを満足させていきたい」と決意を語る。

 24時間営業。

 ●=草かんむりに全。

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