2014年2月16日に開催される香港最大のマラソン大会「スタンダード・チャータード香港国際マラソン2014」のエントリーが10月15日から始まる。
香港マラソンは、香港が中国に返還された1997年に始まり今年で18回目を数える。昨年は500人以上の日本人も参加するなど、海外からも多くのランナーが集まる大会としても知られる。人口約718万人強の香港で昨年も7万人以上が参加した。今年は昨年より1000人の出場枠を追加し、合計7万3000枠を用意。オンラインを中心に受け付ける。
フルマラソンは尖沙咀の彌敦道(ネイザンロード)をスタートし、一路北に上って新界エリアまで走る。その後、香港島に向けてウエスタンハーバートンネルを通過するコースが取られ、一部に下り坂直後の上り坂がある場所があるものの、ゴール地点の銅鑼湾のビクトリアパークまで、比較的アップダウンの少ない42.195キロ。島と島をつなぐ橋や海底トンネルなど高速道路上を中心にコースを設定する。
9月16日の記者会見で、同マラソン大会のウイリアム・コー会長は「今年は賞金の総額を昨年の25万8,400香港ドルから30万香港ドルに増額した」と宣言し、「海外のランナーも、より注目してくれる大会になるだろう」と話した。
種目はマラソン、ハーフマラソン、10キロ、車いすの4種目。種目ごとに申し込みスタートの日程をずらして募集する。フルマラソンは10月15日7時、ハーフマラソンは翌週22日の7時、10キロマラソンは29日の7時からスタート。車いすレースも開催される。
参加費は300香港ドル。申し込み締め切りは11月30日。