香港IFCにパニーニ専門店、ミラノから上陸-全材料を欧州から輸入

一番人気の「Tarfuto(タルトゥーフォ)」。口に入れる前にトリュフオイルの香りが漂う一品

一番人気の「Tarfuto(タルトゥーフォ)」。口に入れる前にトリュフオイルの香りが漂う一品

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 香港の金融街・中環にそびえるIFC内(Shop 3077, Podium Level Three, IFC Mall, 8 Finance Street, Central)に9月27日、イタリアのミラノで34年の歴史をもつパニーニ専門店「パニーノジュスト(Panino Guisto)」がオープンした。

自然光が差し込むカフェスペースは、夜になると照明を使いムーディに

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 ロンドンや日本に次ぐ海外店舗としてオープンした同店。本場イタリアの店と全く同じ風味を利用客に味わってもらおうと、パルマハムやトリュフ、パルミジャーノ・レッジャーノチーズ、オリーブオイルなどの材料を、「全て原産地名称保護制度(PDO)の基準を満たしたものに限り」使う。パンは本店のレシピに従い、香港の工場で焼いている。

 イタリア人がシェフを務める同店は、本場ミラノで決められたパニーニ製造における「7のルール」にこだわり、肉70グラムにチーズやサラダ、ソース、オイルなどが合計で70グラムになるように調整し、70グラムのパンで挟む。この「70グラムへのこだわり」が、最も良い食感と量のバランスを生み出しているという。

 ハムや牛肉、サーモン、ターキーなど計18種類のパニーニは、それぞれ味のバランスを考えた上で具を組み合わせている。うち5種類は「Leoni d’oro」(黄金のライオン)と呼ばれ、その一つ「Giusto(ジュスト)」(78香港ドル)は、「ロースハムに近いプラガの薫製ハムやトマト、モツァレラの味が比較的にあっさりなので、味の濃いアンチョビーの塩漬けを足して味を調整する」という。一番人気の「Tarfuto(タルトゥーフォ)」(98香港ドル)は、パルマハムとトリュフオイルで仕上げる。サラダやデザートメニューもそろえ、イタリアのコーヒー豆で入れた各種コーヒーも提供するほか、間もなくイタリア産の有機ワインの提供も予定する。

 営業時間は10時~22時。

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