香港恒例のドイツビール祭「マルコポーロジャーマンビアフェスト2013」が10月25日、尖沙咀のビクトリアハーバーを一望できる特設エリア(Viewing Platform, Level 6, Marco Polo Hongkong Hotel Harbour City, Tsimshatsui, Kowloon)で始まる。
同イベントは1992年開催の第1回以来22回目を数え、香港の街には定着したイベント。アジアでは最大規模。本場ドイツミュンヘンの16日間を超える23日間の開催で香港の風物詩となっている。昨年度の入場者数は5万8000人を超え、7万7000リットルのビールと3万以上のプリッツェルが来場者の胃袋に流れ込んだ。
イベントの主役であるビールは伝統的ミュンヘンビールのレーベンブロイ。ミュンヘンのシンボル「獅子」 の称号を持つビールといわれるが、同ブルワリーは前回に続き限定醸造されたビール「レーベンブロイ・オクトーバーフェスト」も提供する。「通常のものよりも芳醇(ほうじゅん)な香りとまろやかさを楽しめる琥珀(こはく)色のラガービル」という。1日限定200杯。
ビールと相性のいい食事として、ポークナックルに赤キャベツとグラタン添え(175香港ドル)や、ニュルンベルガーソーセージにサワークラウト(塩漬け発酵キャベツ)とマッシュポテト添え(130香港ドル)をはじめ、サーモンカツレツやロースハムなども用意している。
入場料金は、大人=130香港ドル(ビール1杯付き)、子ども=100香港ドル(ソフトドリンク1杯付き)。金曜・土曜はオリジナル陶製ジョッキが付き、大人=240香港ドル(ビール1杯付き)、子ども=120香港ドル(ソフトドリンク1杯付き)。連日18時~19時はハッピーアワーで、オクトパスカードを使って購入すれば、その場でもう1杯が無料になる。
営業時間は18時~23時(土曜・日曜は23時30分まで)。11月16日まで。