銅鑼湾そごう(B2, SOGO, 555 Hennessy Rd,Causeway Bay, HK)に現在、日本の洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」が期間限定で出店している。
1969(昭和44)年兵庫県芦屋市に小さな喫茶店として誕生し、その後、洋菓子の焼き菓子で知られるようになった同ブランド。フランス語で「金融家」という名前を持つ「フィナンシェ」は、今から約120年前、パリの証券取引所近くの通りで店を構えた菓子職人が、背広を汚さず素早く食べられるようにと考案した昔ながらのお菓子で、そのフィナンシェが同ブランドの主力。現在、日本国内で80店舗以上を展開する。
「フィナンシェは、北海道根釧地区で育てられた乳牛のみのミルクを使い、オリジナルの発酵バターで生地に入れるほか、『アーモンドの女王』と呼ばれる甘みのあるマルコナ種と香ばしいフレーバーが特徴のフリッツ種の2種類のアーモンドをブレンドし生地に混ぜ込むことで、一層おいしさを際立たせている」と日本語堪能な販売スタッフの劉さん。
同ブランド海外初展開となる香港ポップアップストアでは、アーモンドが香る定番のフィナンシェ「Financier」(120香港ドル/8個入り)をはじめ、フランス産チョコレートの深みを加えたチョコレートフィナンシェ「Financier Au Chocolat」、神戸産イチゴを使った神戸店限定のイチゴフィナンシェ「Kobe Financiers A LA Fraise」(香港ドル158/6個入り)など幅広く品ぞろえ。毎週日本から空輸で仕入れる。
併せて、エスプレッソやピスタチオ、キャラメルなど、さまざまなフレーバーの一口サイズの焼き菓子に、フィナンシェやマドレーヌ、クッキーを詰め合わせたクリスマス限定パッケージ「Gateaux Cuits Assortis」(240香港ドル/20個入り)や、正月・バレンタインデー向けの期間限定商品も扱う予定。
営業時間は10時~23時。出店は来年2月28日まで。