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香港マラソン、エントリー開始へ 定員7万4000人、10キロは経路変更

フルマラソン、ハーフマラソンは尖沙咀(Tsim Sha Tsui)の彌敦道(Nathan Road)がスタート地点

フルマラソン、ハーフマラソンは尖沙咀(Tsim Sha Tsui)の彌敦道(Nathan Road)がスタート地点

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 2025年2月9日に開催される「スタンダード・チャータード香港国際マラソン」の一般エントリーが8月21日に始まる。今年の参加定員は2024年と同じ7万4000人。

ハーフマラソン、フルマラソンは香港の海底トンネルも走る

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 1997年に約1000人の参加者でスタートした同大会は徐々に規模を拡大し、コロナ禍前には7万8000人を超えるランナーが参加したこともある巨大市民マラソン大会に成長を遂げた。2025年の東京マラソンは3万7500人を予定しており、香港マラソンの規模は、ほぼ倍となる。

 距離は例年通り、フルマラソン、ハーフマラソン、10キロを設定する。定員は、フルマラソンが前年の2万2,000人から1万8000人に減ったが、ハーフマラソンは同2万1500人から2万4500人に、10キロは同3万500人から3万900人に、それぞれ増えた。 

 コースは、フルマラソンは尖沙咀(Tsim Sha Tsui)の彌敦道(Nathan Road)をスタート地点として北上。旺角(Mong Kok)から西に向かい、西九龍(West Kowloon)の途中からは高速道路に上がって北上し、昂船洲大橋(Stonecutters Bridge)、青衣(Tsing Yi)や汀九橋(Ting Kau Bridge)を走り抜けた後、折り返して南下する。青葵公路(Tsing Kwai Highway)を走り、西区海底隧道(Western Harbour Tunnel)を通過し、中環(Central)、湾仔(Wanchai)の会議展覧中心(HKCEC)などを抜けて銅鑼湾(Causeway Bay)のビクトリアパークがゴールとなる。

 ハーフマラソンも尖沙咀をスタート。そこから旺角方面はフルマラソンと同じだが、連翔道(Lin Cheung Road)に入って北上し、 青葵公路 (南行)(Tsing Kwai Highway(South Bound))を走って折り返す。後半はほぼフルマラソンと同じルートを走る。

 10キロは大幅にルートが変更された。炮台山駅(Fortress Hill)にある中環と湾仔に向かうバイパスの入口付近がスタート。そこから東区走廊(Island Eastern Corridor)を東に向かい、?箕湾(Shau Kei Wan)で折り返す。そのまま西に戻り、ゴールはビクトリアパークとなる。

  参加資格は、フルマラソンが2025年の時点で20歳以上、2023年1月1日~2024年7月31日の期間に開催された香港マラソン、香港ローカルのマラソン、10キロ以上の海外マラソン大会で最低1大会は完走していること(成績を提出する必要あり)。予定される完走時間も提出しなければならない。ハーフマラソンと10キロは、2025年の時点で16歳以上、予定している完走時間を提出する。

 応募多数の場合は抽選。結果は、1回目=9月4日、2回目=9月13日に分け発表する。参加費用は香港居民であれば、フルマラソン=600香港ドル、ハーフマラソン=520香港ドル、10キロ=420香港ドル。海外からの参加者は90米ドル、85米ドル、70米ドル。

 フルマラソンの優勝賞金は男女とも6万5,000米ドル。永久居民を対象にした特別賞金「馬拉松特別獎勵計劃(the Marathon Special Incentive Award)」は、フルマラソンでゴールタイムが3時間切った男性、または3時間半を切った女性には特別賞金を提供するが、2024年の1万香港ドルから1,000香港ドルと大幅に減額された。

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