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夏のファミリー向け映画イベント「夏日親子電影節」 40作品超上映

7月12日から8月16日まで、5つの会場で40作品以上のファミリー向け映画を上映

7月12日から8月16日まで、5つの会場で40作品以上のファミリー向け映画を上映

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 康樂及文化事務署(LCSD)が7月12日から、ファミリー向け映画イベント「夏日親子電影節(サマー・ファミリー・シネマ・フェスティバル)」を開催する。香港で毎年夏に開催されている「國際綜藝合家歡(インターナショナル・アーツ・カーニバル)」のプログラムの一環。

フランスのアニメーション映画「イントゥ・ザ・ワンダーウッズ」

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 親子で楽しめる長編映画や短編アニメーション映画を世界中から集め、香港電影資料館(香港フィルムアーカイブ)、香港大會堂(香港シティホール)、香港科学館(香港サイエンスミュージアム)、香港太空館(香港スペースミュージアム)、北區大會堂(ノースディストリクトタウンホール)を会場として、40作品以上を上映する。

 アニメーションと実写を組み合わせた「ディプロドクス(Diplodocus)」は、心配性の両親に守られながらジャングルで暮らす小さな恐竜が主人公。主人公が暮らす世界はテッドというアーティストによって想像された漫画の世界だが、主人公はこの事実を知らないまま、謎の失踪を遂げた両親を救うために冒険の旅に出る。

 フランスのアニメーション映画「イントゥ・ザ・ワンダーウッズ(Into the Wonderwoods)」も冒険物語で、主人公は10歳の少年アンジェロ。祖母の家へと向かう途中で家族とはぐれてしまったアンジェロが、家族を探すために持ち前の勇気と想像力でさまざまな生き物が住む不思議な森の中を進んでいく。

 他にも、風変わりな泥棒一家の愉快な生活をコメディータッチで描いたスウェーデン映画「The Pinchers' High Voltage Heist(ピンチャーズ・ハイ・ボルテージ・ハイスト)」、動物に優しい農場を作ることに奮闘する若き起業家の物語を描き多数の映画祭で賞を受賞している「Coco Farm(ココ・ファーム)」、兄弟たちからいじめられた主人公の小さなコウモリが自分自身と友達のために勇気を振り絞って立ち向かう「Benjamin Bat(ベンジャミン・バット)」など、コメディー作品から「感情を揺さぶられる」作品まで幅広いジャンルがそろう。

 香港太空館では、ドーム型のスペースシアターで 「The Great Solar System Adventure!(グレート・ソーラーシステム・アドベンチャー!)」も開催する。シアターで宇宙の太陽系を旅する物語を上映した後、同施設のレクチャーホールで行う火星のペーパーモデル作りや、さまざまな火星探査ミッションを通じて発見された事柄を学ぶアクティビティーに参加することができる。

 今回の上映作品は世界中から集められたものであるため、原作の言語は多岐にわたる。そのため、一部の作品は広東語吹き替えで上映するが、多くの作品は英語と中国語の字幕付きで上映する。

 同イベントのほか、インターナショナル・アーツ・カーニバルでは武術劇場公演やアクロバット・バレエ、オーケストラによる演奏など、ステージパフォーマンスも多数繰り広げる。 

 チケットは5月16日に販売を始めた。チケット料金は、一般=88香港ドル、優待(学生、シニアなど)=44香港ドルほか。8月16日まで。

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