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香港・銅鑼湾の火鍋店「去滾」、メニューと空間演出を刷新して再始動

メニューと空間演出を刷新して再始動した、銅鑼湾のモダン香港式火鍋店「去滾」

メニューと空間演出を刷新して再始動した、銅鑼湾のモダン香港式火鍋店「去滾」

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 香港・銅鑼湾のモダン香港式火鍋店「去滾」(27/F, Soundwill Plaza II, Midtown, 1-29 Tang Lung Street, Causeway Bay TEL 2543 8222)が7月15日、メニューと空間演出を刷新して再始動した。香港の街頭文化を取り入れたユニークな火鍋体験を提供する。

地元アーティストによる手描きの壁画で装飾したプライベートルーム

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 店舗面積は約3000平方フィート。店内は1970~80年代の香港をほうふつとさせるネオン装飾で彩り、「懐かしさと現代性が共存するデザイン」が特徴。新メニューは新聞風に「火鍋夜報」として提供し、ユーモアとローカル感を演出。ビクトリアハーバーを見下ろす36席の屋外テラスと7室のプライベートルームを完備した。各部屋は地元のアーティストによる手描きの壁画で装飾し、最新のカラオケ施設を完備する。

 1970~80年代のネイサンロードの魅力をほうふつとさせるネオンライトに、ナイトライフ雑誌をモチーフにしたメニューも用意。ストリートスタイルの火鍋の伝統をさらに進化させ、季節の食材を生かしたレシピをそろえる。9種類の伝統的なスープから好みのベースを選択し、具材を追加していく通常の香港式火鍋スタイルも踏襲した。

 濃厚なサテー風味の「密密翻啅沙●湯」(168香港ドル)、黄金色の滋養スープ「癡膠花癲鶏燉湯」(498香港ドル)、酸菜と花椒で魚のうまみを引き立てる「舐舐●酸菜原條東星班湯」(488香港ドル)、家庭的な味わいのトマトと豚肉、ジャガイモのスープ「蕃茄豬骨薯仔湯」(218香港ドル)のほか、麻辣(マーラー)を意識した「四季重慶老火鍋」(228香港ドル)などを用意した。加えて「鴛鴦戲水湯底」(258香港ドル)は、2種類の湯底を自由に組み合わせることができる。

 火鍋の主役ともいえる牛肉は、潮汕手切匙仁(398香港ドル)やA5野崎牛後肩肉柳(488香港ドル)など、希少部位や高級肉をそろえた。部位ごとに切り方を変える潮汕式の切り方にこだわり、「肉の鮮度と食感を最大限に引き出す」という。

 海鮮・手作り魚のすり身団子・餃子では、ロブスター「美國波士頓龍蝦」(388香港ドル)や「新鮮噴水象拔蚌」(998香港ドル)などの海鮮に加え、エビのすり身「哈波子手打蝦丸」や牛肉ボール「牛B子手打牛丸」などもそろえる。

 ほかにも、小ぶりの貝「花甲」やハマグリ「原隻貴妃蚌」、広島産のカキ「日本廣島●」、エビのすり身ペースト入れて揚げた「蝦膠釀油炸鬼」も用意する。

 涼茶ベースのクラフト酒も登場。「緻月蒸餾酒廠」とのコラボによる竹蔗茅根茶酒(1杯68香港ドル、瓶168香港ドル)は伝統的な涼茶の風味を生かしたクラフトジンで、「火鍋との相性も良い」という。

 営業時間は、ランチ=12時~15時、ディナー=17時30分~翌2時(日曜・祝日は翌1時まで)。

 ●=口へんに父に多。●=月へんに利。●=虫へんに豪。

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